屋敷 2人は屋敷へ向かって、ゆっくりと歩いていた。 銀「そういえば…まだお主の名を聞いておらぬの」 「ん…俺か?俺は蓮だ」 銀「そうか…蓮…早速今日から修行を始めたいのじゃが…お主…斬魄刀は持っておるか?」 「斬魄刀?」 銀「あぁ、こういうやつのことじゃ」 そう言い銀嶺は自分の斬魄刀を取り出し蓮に見せた。 「へぇ…!もしかしてこれのことか?」 何故かは分からないが、初めから腰にさしてあった刀。 それを銀嶺に見せる。 銀「(もっていないと思って聞いてみたが…まさか初めからささっておったとは…お主は死神になる運命だったのかもしれんの…)…!…斬魄刀を2本持っておるのか?」 「…かなー…もともとあったんだけど…」 銀「…おそらく2本ともお主の斬魄刀じゃ。…きっと2本あってこそできることもあるのじゃろう…大切にするのだぞ」 「お、おう!…てかまだ着かねぇのか?」 銀「もう、そこに見えとる」 「…!もしかして…あれか?」 銀「そうじゃ」 そこにはとても立派なお屋敷があった。 「すっげぇなー…超でけぇし…」 銀「まぁの…ほれ、行くぞ」 銀嶺に連れられ、屋敷の中へ入っていくと… “はっ、はっ!!” という掛け声。 「もしかしてこの声が…」 銀「あぁ、白哉じゃ」 熱心だなあ… …まぁきっと勉強に比べりゃ楽なんだろうけど… もう暫く歩いていくと、白哉であろう人物の後姿があった。 [戻る] |