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吐血




3人は黙々と報告書の処理をしていた。






「…」


白「…」


黒「…」


「…」


白「…」


黒「…」


「……っ…あー!こんなのやってらんねぇ!」


白「…仕方ないだろう」


黒「そうだって、しゃあねぇよ」


「…わかってるけどさ、多すぎるっつーか…」


黒「…まあ確かに……隊長も人使いが荒ぇよな〜」


「だなー…」


黒「…あ…そういや俺まだ2人の名前聞いてねぇや、教えてくんね?」


「おぅ、俺は蓮な」


白「私は白哉だ」


黒「蓮と白哉な?」





じっと蓮を見る。





黒「…蓮、俺の勘違いかもしんねぇんだけど…俺お前に会ったことある気が…」


「!…俺もそんな気ィしてた…でも一体いつだ…?」





2人とも考えこむが、どうしても思い出せない。






「あ゙〜…わかんねぇ…ま、いっか。いつか思い出せるだろ」


黒「んー…それもそうだな!さ、早く終わらせて任務貰いにいこうぜ!」


「おう!俺、お前と組んでみてぇな♪」


黒「俺もだっ!じゃ、早速隊長に頼みにいくか!」


「おう!つーことで白哉!あとはよろしk…へぶっ!!」






任務を貰うため白哉に残りの書類を押しつけて逃げしようとしたのだが、後ろから首元を捕まれた。







白「…貴様ら…書類整理、きちんとやっていかぬと首を跳ねるぞ?」


「え…それはなくn……がはっ…」


黒「曝@!?」


白「どうした!?」


「…っ……なん、でもねぇ…」






いきなり吐血した蓮。





見るからに体調が悪そうで。







「……悪ぃ…ちょっと休ませてもらうわ…」





そう言い自室へと戻っていった。






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