後悔 白哉side* …蓮…助けてやれなくて本当にすまぬ… …私は蓮が虚に襲われる少し前…大量の虚の霊圧を感じそちらへ向かった。 向かった先、そこで丁度その時見た光景は…蓮が虚に切りつけられる瞬間だった… それもかなり深々と… その光景を見た瞬間…頭に血がのぼった…どうしても虚が許せなくて… 私が瞬歩を使って助けに行こうとしたら、いきなり蓮の斬魄刀が具象化し…2人は光に包まれてしまった。 私が…もっと早く虚たちの存在に気付いていれば、蓮をあんな目に合わせなくてすんだかもしれない… もっと早くに気付けば…2人が抱き合ってるところを見なくてすんだかもしれない… …その2人の姿…見ているのがとても辛かったのはなぜだろうな… …私らしくもない… とにかく…蓮が傷を負ったのは全て私の弱さのせいだ… そう白哉は悔いていた… -------------------------------------------- ------------------------------- --------------- 「はぁ…疲れた〜」 3人は尸魂界へ戻ってきた。 「…なぁ白哉、お前元気ねェけど大丈夫かぁ?」 白「…大丈夫だ」 「(…嘘つけ…なら何でんな顔してんだよ…)ん、なら良いけどさ…」 白「兄こそ…大丈夫なのか?」 「んー…ま、そこそこ…な。体調に問題はねぇけどよ」 白「そうか…蓮、これからはあまり無理をするな…」 「えー、何でだよ」 白「兄のことが…心配…だからだ…///」 「ワオ…嬉しいこと言ってくれるねー。しかも照れてやんの!かーわーいーいー♪ (…自分で言いながら、こんなこと思うのは変な気ィすっけど…この言い方はキモいな…俺のキャラじゃねぇし…)」 白「黙れ」 「…うい…」 そんな会話をしていたらすぐに屋敷についた。 銀「今日は疲れたじゃろ…2人とも、ゆっくり休め」 「んー、じゃな…」 白「はい、では失礼します」 そう言い、各自の部屋へと戻っていった。 [戻る] |