暁光 「かはっ…」 鮮血が飛び散る…。 「っ…チィ…!!」 気付くことはできた… 後ろから襲いくる虚に… でも目の前にいた虚だけで精一杯だった… やっぱあの時…暁光使うべきだったな… 始解してたら多分倒せた… …お前を頼らなかった俺が悪い……… すまねぇ… まずは傷付いた自分の体を守らなくてはならないため、暁光を具象化させ、暁光の能力で自分の回りに光の壁をつくる。 その光の壁は、敵から…というより蓮以外の者からしたら、眩しすぎて近付くことすらできない。 「悪ィ…」 暁「オレは全然構わねぇが…蓮のこの状態の方がやばくねぇのか…?」 「…」 うん、やばいよ…この状態…だって背中抉られたもん。 背中の部分だけ、薄さが元の半分になってるし…← きっと…ありとあらゆる器官が見えてる気がする…; これ見たらきっとかなりキモいよな… ってか生きてるオレがすごい… ……ん…?アレ?オレって生きてんのか? いや、実はもう死んでるとか? てか死神って1回死んでるから2度死に? もうワケわかんねぇ… どうでも良いやァ… まぁ…とにかくまずは… 「紅蓮を具象化させて…白哉とじじぃを呼びに行かせるわ…」 暁「わかった」 「…紅蓮…」 紅(はい) 「白哉とじじぃ…連れてきてくれねぇか…?あの2人は…わかるよな?」 紅(はい。かしこまりました) そして紅蓮を具象化させる。 「ワォ…いつ見ても綺麗だね…」 暁「何呑気なこと言ってんだ(ってかお前の方がずっと綺麗だ)」←失礼 「…;では行って参ります」 紅蓮は急いで2人の元へ… [戻る] |