旅立/うちはサスケ
「…そっか」
鳴「…ごめんってばよ…」
「そんな…ナルトが悪いわけじゃないよ」
鳴「うん…でも今度は絶対ェ連れ戻してみせる」
「あたしも…一緒に頑張るよ」
先日の新カカシ班の任務は里を抜けたサスケを連れ戻すことだったらしい。
だが結局失敗に終わった。
ナルト…サクラ…2人ともすごく辛いよね…
一緒にやってきた仲間なんだもの…
あたしもサスケのことずっと大好きだったから…
なんだかすごく…切ない…
「サスケ…寂しいよ…」
誰にも聞こえないような微かな声でそっと呟いた。
ねぇ、サスケ…目を覚まして…?
もう…あたしたちのところへは戻ってきてくれないの?
……もしも答えが…“戻らない”だったとしても…
どれだけ時間がかかろうと…あたしはずっと
「待ってるから」
(旅立)
(その言葉は青く澄んだ空へと溶けていった)
(飛翔いたら戻らないと言って目指したのは青い青いあの空)
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