小説
糸電話(スパ正)
『……スパナなんなんだいコレは?』
さっきイキナリ僕の部屋に駆け込んできたスパナが僕にながーい糸の端に紙コップがついた物体を渡してきた…
で・今にいたっている…
「…なにって糸電話も知らないのか正一?」
『ば、バカにしないでくれないかッ?
そのぐらい知ってるよ…』
「…正一、知らないなら知らないと正直に言って良いからな?」
ちょッ、なにこのコイツ糸電話も知らないのかよ…可哀想に…みたいな感じは…
『スパナ…糸電話ぐらい知ってるからn「…携帯電話じゃないよ?
糸電話だからね…?
わかってるのか?」
スパナはそう言いながら、よしよしと頭を撫でてくる…
『……////
スパナ…君はどうして僕が糸電話を知っているって言うの信じてくれないんだい?』
「え…あぁ…
だって正一はアレだろ?
機械オタクだろ?
だから…電子の力を借りてない物は知らないだろうと…」
え?機械オタク?
僕が?
いや、僕はいたってノーマルだから…うん
「…正一、声に出てるぞ…
というより…正一はノーマルじゃないし…」
『えッ!?
な、なんでさッ!』
「なんでも…」
『なんだよソレ…というより僕はメカニックでありオタクじゃないからね?』
「…みんな自分は違うと言い張るんだよ…そういうヤツらは…」
『……スパナ、ちょっと君…今日ヒドくないかい?』
「そんなコトない
ちょっと眠いだけ…
ふあぁ…、正一…膝枕…」
『ふぇッ!///
…ベッドで寝なよッ!///』
「ヤダ…」
………///
『―ッ///
し、仕方ないなぁ…その代わりもうオタク呼ばわりしないでおくれよ?///』
「…それはそれ…コレはコレ…
……オヤスミ…」
『え、なんだよソレッ!?』
『……ふあぁ、眠ッ…
僕も寝ようかな…』
え、糸電話はどうなったかって?
あははッ…勿論、僕の部屋に放置されてるよ…
――――――
あとがき
ぐだぐだですね…はい(-.-;)
でも、打ってて楽しいです…はいッ!(^w^)(楽しいのはお前だけだよ…
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