Knock-knock
「あああ…痛い」
Knock-knock
傷心している名前の額には荒々しく貼られた湿布にガーゼ
と言うのも数時間前の話
体育の授業でのこと
種目はバスケ、名前の運動能力は中の中
下がってきた靴下を上げようと屈んだその一瞬
「苗字さん！！」
「！！、っだ…」
そこからは言わずもがな
額に豪速球で投げられたバスケットボールがクリーンヒット
そのまま名前は脳震盪を起こしダウン
ボールを投げた隣のクラスの子に謝られ、建前で大丈夫と言ったものの
やはり痛いものは痛い
「ううー…、った!!」
「何したらそうなる」
「ひ、よ…痛」
隣の席の椅子に腰掛けたのは日吉
それだけでなく痛々しい額に軽めのデコピンをかまされた
成り行きを事細かに話すと
「…なにやってるんだまったく」
「だって」
「目立つぞソレ」
「これ取っても目立つもん…」
呆れ顔されたのは想定の範囲内
前髪で隠してはみたものの隠しきれるはずもなく何とも恥ずかしい
「今日1日注目の的だな」
「嬉しくないー」
「笑われるの覚悟しとけよ」
「ひよは笑わないでよ」
そう言うとわざとらしくニヒルな笑み
ゆっくりと席を立ち、そっと頭に手を置く
そしてそのまま額をくしゃりと撫でられる
「笑うかよ」
「！！」
「可愛いと思うぞ」
冷やかしているのか本心なのか
去っていく背中から目が離せなかった
ドキドキと胸が高鳴ったせいで傷がまた少し痛む
でもジンジンする額の痛みも、決して悪くない―――
ＥＮＤ
〜反省〜
さて、サイトリニューアル一発目です。
そしてリクエスト一発目です。
さらにさらに氷帝祭り一発目です？←
そう！
立海と四天ばかりで氷帝の短編が過疎ってたからさ。
氷帝短編祭りでもしてやろうかと←
とりあえずリクエストのある彼と彼を書きたいなと。
そうです、リクエストでもされなきゃ日吉なんてそうそう書きませんよ←
でも日吉に縁があるんでしょうね管理人。
サイト開設日が日吉の誕生日で、管理人の誕生日がテニミュの1stシーズンで日吉を演じられていた方と同じなんですよ。
いやあ…テニプリはまりだしも実は精市様より日吉を密かに応援してた時もあったりなかったり…
いわゆる関東大会ですね。
そのあと精市様の出現によりあっさりと姿をお消しになされました。あわれよのう(蹴
氷帝でリクエストありましたらネタご記入の上
どしどしご応募くださいｗ
今月いっぱいくらい氷帝祭りする予定です。
まあ、リクエストでは頭をぽんぽんとされたかったと言われたのですが、
どうせならとちょっといじくりましてくしゃっとなでられてみましたｗ←
傷口を優しくなでられてみました←
さあ貴方もぜひ額に傷をつけようｗ(蹴
名前様
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪
2012/06/09(SAT)
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