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Heartbeat(千歳)





…やっぱりこうなったか










Heartbeat










掃除当番だった女子数名に頼まれた
そして全員でバックレやがった

つまり教室には私1人


まあ、あの人たちがまともにやるとも思っていなかったし
あの人たちと一緒にやろうとも思ってないからいいか
と掃除をしだしたのだが

やはりこの40人もが生活する教室を1人では無理があるようで






「うっわ、夕日綺麗…」






気がつけば夕日が顔をだしあたりを橙に染めていた


夕日を眺めた後、下に目を向けるとまだ賑やかしくしているテニス部とその取り巻きもといギャラリー


毎日毎日ご苦労なこって…

と他人事のように見ていると掃除を押し付けた女子数名の姿を見つけてしまった


…腹が立ってきた






「何をそんな毎日見るもんあるんかなぁ」


「なーに見とると?」


「!!あれ、千歳くん」




ふいに声をかけられ思わず肩が跳ねる

振り返るとドアギリギリに頭がある彼






「テニス部か?」

「と言うよりそれを見てる女子達?」
「?…珍しかね」

「いや、毎日毎日見るもんあるんかなあって思ってさ」

「いっつもおるったい」





ところでこの男はテニス部ではなかったか?
という疑問が顔に出ていたらしい


サボってることは内緒にしんね


と人差し指を唇に当てられた






「千歳くん!?」

「なん?」

「ち、近い…」

「気にしんね」

「す、る!!テニス部に、報告するよ」





そう言えばそれは勘弁だとあっさり手を退けてくれた


どうやら部長の白石くんがガミガミとお母さんみたいに煩いらしい

なんか想像つかないかも






「あ、今白石の事ば考えとると?」

「…かもね」

「いかん」

「へ?」


「今は俺ん事だけ見てほしかね」


「っ、!!!」





すっと延びた手


その手が名前の腕を捕らえるのは容易で



気がつけば私は彼の腕の中






「っち、とせくん!?」

「…我慢しきらんちゃ」

「あの、あの…」

「ずっと名前ん事ば見とった」

「っ!!」


「名前も、俺ん事だけ見てほしいっちゃ」







そんなことを言われてしまえば簡単な話で

意識しなくとも意識してしまう


私にだけ聴こえた貴方の鼓動は


私の鼓動とそっくりで


変に心地が良かった












END















〜反省〜
さて、2012年の大須賀純さん誕生日記念小説です。
大須賀さんお誕生日をめー☆

ってなことで千歳ですよ。
一応←

何度か書いてるはずなんですけどね
やっぱりどうしても口調が分からず…

何度も何度も翻訳しては違うなと勘考しようやくのおもいで出来ました。
もうすぐ日が変わってしまう(汗

こんな千歳もいかがでしょう←


そうそう、管理人このサイトリニューアルさせて
…というかエムペさんからナノさんに移行して
そこで更新しようかなーなんて思っておる次第でございまして、
もうそのナノさんのサイト出来あがっておる次第でございまして…

また載せたりなんなりしますので載せたらブクマなりお気に入りなりして
また足を運んで頂けたら嬉しいなあなんて…
連載も短編もサイト名も何一つ変わりませぬのでご安心を←
もちろん反省も続けますとも!(蹴

とりあえずまだエムペさんにお世話になります。
何かありましたらとりあえずTOPからどうぞ…

…小説ナビから入った方々はTOP行けないのかしら
ではまあとにかく当サイト「∞mangrove∞」を
末永く宜しくお願いいたします。


では改めて本日は千歳千里役の大須賀純さんの
そして昨日はなんと管理人のお誕生日でした!
おめでとうございます☆


名前様
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪


2012/05/24(THU)



あきゅろす。
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