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白幸姫(千歳)





そろそろ風も暖かくなってきた今日この頃










白幸姫










本日は関係の無い人は全く関係ないであろうホワイトデー

名前はそのどちらでもないような何とも言えない位置にいる


と言うのも





「(渡したのが放浪人だからな…)」





そう、渡した相手は学校一の放浪人千歳千里

たまたま、本当に偶然遭遇したがためバレンタインデーにはチョコを渡すことに成功したのだが
今日ばかりはこちらから出向く訳にも、かといって行った所でお返しがあると言う保証もない

だからこそ鬱で鬱でたまらない



そうこうして学校内をふらふらしていると(あ、ちゃんと休み時間ですよ)
中庭の芝生、前方に大きな大きな眠り姫…?

こういうときにばかりまたも遭遇してしまう





「いいね、君は気楽で…」






普段なら絶対に触れることの出来ない千歳のふわふわの髪を触る

少しだけ…と思ったつもりで彼の横に寝転がった名前だったが
急激な睡魔に襲われ気がつけば意識は飛んでいた






「ん…」

「漸く起きたとね?」

「……っ!?」





重い瞼を無理矢理あげると目の前に先程の眠り姫が、その差30pほど


思わず勢いよく起き上がると喉を鳴らして笑われる
…笑うと言うよりか微笑まれると言った方が良いだろうか






「無防備すぎっちゃ」





そういい千歳も体を起こすと、先程名前が彼にしたように名前の髪を撫でる


のほほんとした空気は寒くも暑くもなく心地が良い
だが、慣れないこの行動は名前には嬉しいのだが少し心地が悪い





「ち、とせ…?」

「あ…、スマンかったばい」

「いや、それはいいんやけど…」

「むぞらしか寝顔やったけん、つい…な」

「……ん!?」





寝顔、と言ったかこの男

まあ隣で寝てしまった自分が悪いには悪いのだが、何か腑に落ちない




「っくく…面白か顔しとーよ名前ちゃん」

「おもっ…、て名前…」


「知らんわけなかよ。俺の好いとうヒトやけんね」


「……っ、!!」

「まだわからんか??」




いきなりの告白についていけない名前
彼の言葉に目一杯首を横に振る

そんな名前を尻目にかなり楽しそうな千歳


彼も彼で、どうやら本命が貰えて嬉しかったそうな…






「ホワイトデーのお返しは、俺」

「っ、〜〜」





輝かしい程の笑顔


ホワイトデーに訪れた奇跡
眠りから覚めるのは王子からのキスではなくその笑顔かもしれない


幸せを運ぶ、まさに彼は白幸……












END















〜反省〜
ホワイトデーですね。
管理人はその全く関係ない人々の一員ですよ。

てか更新率が上がってるぜ!
…元に戻ったと言うべきか??

なんにせよよいことじゃw
なぜ千歳なのかと言うとですね
見返したテニフェスin武道館の大須賀さんのかっこよさにやられ←
「お前とnow & forever」のかわいさにやられ←
まあ千歳書きたいなーって思ってたこれに限る。

タイトルが、管理人の愛してやまない精市様を思わせるのは致し方ない…
そして意味不明すぎるのは百も承知。
男を姫と呼ぶには無理があるのも百も承知。

あれだね
やっぱり短編難しいね…
何度も言いますが管理人短編嫌いです(蹴
ネタ下さい。
おまちしてます…


名前様
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪


2012/03/14(WED)




あきゅろす。
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