心愛(宍戸)
「「寒っ」」
心愛
思わずハモる声
12月に入り、ますます冷え込み
マフラーと手袋が手離せなくなってきた今日この頃
「暖房ありがたやぁ」
「んだよその言い方(笑」
氷帝の校舎は勿論冷暖房完備
なので一歩外を出るともう目の前が真っ白になりそうになる
そんな寒さに耐え、暖かい我が家へと足を運ぶ
「お邪魔しまーす」
「何か飲むか?」
「ココアー」
「はいよ」
宍戸の家に入るなりお決まりの炬燵へin
暖房も着けこの上ない贅沢
「亮の家暖かいよねー」
「暖房着けりゃ一緒だろうよ」
「暖房じゃなくって、家の雰囲気がさ」
「昔から知ってんだろ」
言ってはいなかったが2人は小さい頃からの仲
つまりは幼馴染み
そこからまあ恋愛へと発展していったと言うわけだ
「なんか昔から思ってたんだよね」
「…そうか?ほらよ」
「ありがとー。うん」
ふぅーっとココアを冷ませばゆらーっとぼやける湯気そっと口に含めばどこで飲むより丁度良い自分好みの甘さが広がる
「はぁー、温まる」
「甘そ」
その横で熱いお茶を飲む宍戸
毎度毎度名前に作りはするが飲んだことはない
宍戸家にあるココアはもう名前専用と化している
「飲んでみる?」
「いや、いい」
「そー?美味しいのに」
「匂いから甘いな」
「じゃあ今ちゅーしたら甘いね」
「何言ってんだよ」
と返すが顔は何となく紅い
冷やかすかのように名前は顔を覗き込む
そんなことを繰り返しているとふとバランスを崩し…
「「、っ!!」」
宍戸が名前の上に乗り掛かるような格好に…
微妙な空気が流れる空間
その空気を打破したのは
「今、ちゅーしたら…甘いよ」
「…どーなっても知んねぇぞ」
「ふふ…いーんじゃない?」
その瞬間広がった甘い世界
心まで暖かくなる魔法は心愛(ココア)―――
END
〜反省〜
さあ、当サイト
『∞mangrove∞』
もとうとう3周年です。
おめでとう、ありがとう。←
だが日は変わってしまった…
まあいいさ←
駄作許せ(蹴
詳しくはまたにしよう。
過疎化させっぞ…
今年は特に更新もできずクオリティの低い作品ばかりでしたが
3周年もどうか温かい目で見てやってください。
これからも何卒よろしくお願い致します…
さて本日は氷帝の日吉くんのお誕生日でもあります!
おめでとうございます☆
名前様
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪
2011/12/05(MON)
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