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ハナビ(謙也)




暗い空に放たれる夏の風物詩










ハナビ










「「おぉーー!!」」


「なかなか見ごたえあるな」

「せやねー、市内に来ただけあるわ」

「ホンマやな…足、平気か?」

「うん」

「痛なったらすぐ言うんやで?俺がおぶったるから」

「えー、それはちょっと恥ずかしいわ」






大阪の中心部の川で行われる花火大会

2人は浴衣でいる
そのため足は下駄
履きなれない下駄に、謙也は心配していたのである


それにしても中心部
人の数が半端ではない






「はぐれるとアカンから手、つなごか」

「うん。しっかり握っててな」

「まかせとき。離すつもりあらへんからな」

「了解しましたー」






半端でな人の数の半数は名前達のようなカップル

上品な老夫婦や子供連れの家族、友達同士に盛りに盛ったギャルなど、あらゆる人たちが詰めかけている





「屋台もめっちゃあるなー」

「なにか買っていく?」

「せやなー、名前なんか食べるか?」

「んー、じゃあたこ焼き半分こしよー」

「半分こ?」

「そう!こういうのは半分こにするんがええのー!」






そういって目の前にあったたこ焼きの屋台へ行く

30代後半であろう店のおじさんに
「おにーさんひとつ下さい」
というと、気前を良くしたのかひとつおまけをしてくれた

これが大阪のいいところ…






「ここら辺に座るか…足平気か?」

「うん、大丈夫やでー。ありがと」






何気ない謙也の気遣い
不器用ながらも優しさが伝わってくる

そこが謙也を好きになった理由の一つだったりする



空もより暗くなり、花火の色が映える

風もそれなりに吹き、さほど暑さも感じられない






「そーいえば去年は白石たちと行ったな…」

「そーやったんや」

「男ばっかりやったから暑苦しくてしゃーなかったわ」

「ははっ…確かに」

「でも、今年は名前と来られてホンマ良かったわ」

「私も…謙也と来られて良かった」






その続き、「すき」の言葉が花火の音でかき消された

だから次は聞こえる声で、誰にも負けない気持ちでこう言う








「「愛してる」」












END















〜反省〜
またもやお久しぶりです…
光さんのお誕生日以来ですな…

とうとう戻ってきました!←ぇ
これからはどんどんバンバン更新していきます故…
なにとぞよろしくお願いします。


さぁ、そのかんに管理人いろんな所へ行ってまいりました。
といっても二箇所なのですが(蹴

まずは本作のネタにもなりました花火大会です。
浴衣を着てお友達様方と一緒に行きました。
いやぁー…ほぼ花火見てない☆(蹴

屋台と人ばかりでそれどころではなくてですね…
結局管理人のお家でゆっくりしてました←

そしてそして管理人は7月26日に
「白石蔵ノ介 special live tour 2010『毒と薬』」大阪公演
へ行ってまいりました!!!

行った方いらっしゃいますでしょうかね?

ヤバかったです!
管理人のテンション半端なかったです!
細谷さんカッコよすぎました…
歌いだしが…笑←

とにかく、ヤバかったです。
何がヤバかったって、管理人が愛して愛している
ミュージカルで四天宝寺Bの白石蔵ノ介を演じられた方が身に来ていたからです!!!

管理人青学四代目リョーマぐらいすきなんです。四天Bの白石が…
もー、天にも昇る気分でしたw

ただ、終電乗れず途中でお友達様のお家の車で帰宅しました(悔

まあそれもいい思い出…
今年もう十分です←
永井様に会い、細谷様に会い、もう悔いは…
あ、ジュンジュンに会ってない…

そうそう!ジュンジュンのセカンドアルバムも買いましたよ、勿論!
まー…管理人の心臓持たないw←

うわ、長々と語りすぎましたね…←
とりあえず、本当にこれから更新できますので、今までの分取り返す勢いでがむばりまする…


誕生日はまた今度で←


名前様
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪


2010/08/02(MON)




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