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魔法(幸村)





君といると、自然と笑顔になれる










魔法










「精市くーん!」

「はいはい、転ばないようにね」

「そんなお子様じゃないです!」

「ふふっ、そうだね」

「あー!ばかにしてるでしょ」






そうやってにっこり俺を手招きする姿も
そうやって怒って頬を膨らます姿も


全てが全て愛おしい







「そんなことないから、ゆっくりね」

「本当ー?」

「本当本当。ほら、走ると一緒にいる時間が短くなっちゃうよ?」

「!!…恥ずかしい事をさらっと…」






そうやって首をかしげる姿も
頬を染めて恥ずかしがるその姿も


全て全て、何もかもが愛おしい



俺から離れていかないで…
そう願うばかり






「そうだ名前、今日は何の日か知ってる?」

「今日…なになに?」

「ひとつは恋文の日」

「こい、ぶみ・・・?」

「ラブレターの事ね」

「あぁ!恋文か」

「そしてもう一つが」






名前に尻尾がついてたら絶対左右に振ってるよ

ぴょこぴょこしてそう


なかなか口に出さない俺に催促するかのようになに?ってまた聞いてくる

本当に、とことん可愛い






「もう一つは」

「うん」







そこで俺は油断している名前の唇にひとつ、かるーくキスを落とす

いきなりの事だったからついていけてないのかな
目をぱちぱちと2・3回瞬かせた


それから我に返ったのか、顔を真っ赤に染めだした






「せ、いいち君!なにしてっ……」

「うん。もうひとつ、今日は





キスの日





なんだってさ」






「き、すの日…?」

「そう。だから、俺たちも……ね?」







まだまだ顔を真っ赤にさせた愛おしい彼女

体を反対にくるっと回すと歩きだしてしまった


まあ俺が追いつけないわけもないからさっさと追いついて手を握ってみた



名前に限界はないんだろうか
まだまだ顔は赤くなっていく



でも、そんな可愛い可愛い彼女に、ふっとほほ笑まれた俺は身動きが取れなくなってしまった



その笑顔一つで、俺を支配する名前は、俺なんかよりよっぽど達が悪くて




まるでその笑顔は魔法みたいに俺を操る―――












END















〜反省〜
HAPPY BIRTHDAY!管理人☆←
ということで、本日は管理人の何度目かのお誕生日です!

おめでとうございます!ありがとうございます!←

ねぇ、本日は携帯が鳴りっぱなしd(蹴
うそです。
しかし皆さまからお誕生日メールをいただきまして、嬉しい限りです!

本当にありがとうございます☆

久々にもあプリやったら、もあプリって誕生日祝ってくれるシステムが搭載されてるんですけど←
白石に仁王ちゃんに宍戸に岳人にブン太にサエに不二に英二に金ちゃんにジローに深司に
それこそ管理人の愛してやまない精市様に!!
おめでとうと言いつくされましてww

萌えたぎった限りです!

しかもですね、誕生日の初夢にはこれまた管理人の愛していらっしゃいます
ミュージカルで四天宝寺Bで白石を演じられた方が出てきまして…
もう幸せずくしですよ!


さて、内容に参りますと、誕生日は直接かかわっておりません。
しかし「恋文の日」や「キスの日」はガチです←

管理人のお誕生日って、恋愛系多いですね…
似合わねぇー…←
ま、ネタになったので良しとしましょう

そして、今作品で短編49作目になります!
いよいよ次回作が記念すべき50タイトルですよ!!
いったい誰なのか…それはお楽しみで☆


さて、本日は管理人とミュージカルで初代氷帝の日吉若を演じられた方の、
そして一昨日は立海大附属の真田弦一郎のお誕生日でした!
おめでとうございます☆


名前様
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪


2010/05/23(SUN)




あきゅろす。
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