lovelog（財前）
なぜ私はこの目の前の男と付き合っているのだろうか
lovelog
目の前の男とはジャラジャラと耳にピアスをあしらった黒髪少年、財前光
あろうことかこの男は彼女である私には目もくれずひたすらパソコンに向かっている
……何だこいつは、とりつかれてんのか
「ひーかーるー……」
「……あー？」
「なんやその返事は」
「今忙しいねん、もーちょい待っとけ」
待っとけって、上から目線もエエとこやで
パソコンに向かいだしてかれこれ…どれぐらいたったやろ…
何をそんなにする事があんねん
「そんなに何する事あるん？」
「名前には言えへん事や」
「何それ、浮気？堂々と浮気宣言？」
「アホ。んなわけないやろ」
ようやくこっちに振り向いた光
久しぶりに目が合った気がする…
どんだけ放っておかれてたんや、私は
「じゃーなに？」
「絶対言わへん、てか言えへん」
「ますます気になる…」
「気にならんでいい」
頑なに教えようとしない光
だから余計に気になる…
そんなに見られたくない内容の事をしているのか…？
またパソコンに向かいだす光の背後からそーっと画面をのぞいてみる
…よかった、視力2.0で
なになに…
「………ブログ？」
「！？…名前！、見るな！」
「もう見ちゃったー…」
なにそれ、ブログなんて見られても良いやん
ってか、ブログなんて見られるためにあるんやん
なんでわざわざ隠して……！？
「な、に…書いてんの……」
「、……せやから見るな言ったやろ」
内容が見えてしまった…
正確には見てしまった、なんやけど…
光がこんな人間やったとは思ってなかった
タイトル『家のかわいい奴』
今日は家でゆっくり
毎度毎度登場してる子猫
今日はその子猫と家でデート
つっても俺はブログ書いてんねんけど
そんな俺の後ろで子猫が見てくる
どーやらかまってほしいらしい
ホンマかわええ奴や
知らんやろうけど家の子猫はホンマにかわいい
写メ載せてやりたいけど俺のモンやから絶対見せてやらん
一緒に居って飽きんのは、俺が惚れ込んどる証拠やな
…って所で終わっていた
毎度毎度登場、って事は結構前からやってるって事…
というか、そこよりこの部屋には子猫などいない
光と、私だけ
辻褄を合せるとするなら、子猫は…私なわけで
「ひか、」
「書いたるまんまや。子猫ちゃうけど、思っとる事は全部そこにかいたる……」
「……なんで、口で言ってくれへんの？」
「っ、………一回だけやで…
俺はお前に…名前に、心底惚れとるわ」
その言葉だけで、もう十分
彼が隠していたのは、私に対する愛の日記だったみたいです―――
ＥＮＤ
〜反省〜
さて、光さんです←
光はパソコンを良くやるとのことでしたのでそれをネタにひとつ…
タイトルは「love」と「blog」を会わせて「ラブログ」とよみまする…
ヒロイン様は何をそんなにやる事があるのか…
と言っておりましたが、管理人には山ほどあるっ！！←
毎日毎日２時間以上は触っておりますから…
かるーく依存症ですね☆(蹴
大丈夫！！
そこまでひどくはないので…
そしてアンケートを実施してましたが、管理人どうやら勘違いをしており、当作品でまだ48作なんですね…
どうしような…
ま、いいか(ぇ
まあ、いつになるかわかりませんが、早くて５月内には完成するかと…
お待ちくださいませ
さて、本日は青学の海堂薫君のお誕生日です！
おめでとうございます☆
名前様
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪
2010/05/11(TUE)
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