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SAKURA(千歳)





「あ、揃った」










SAKURA










「お、こっちも揃ったばい」

「……ねえ、ちい」

「なんね名前」

「2人でばば抜きは無理があると思うんやけど…」

「やっぱか?」






向い合せに座って相手の持っているトランプとにらめっこ

…は良いのだが、2人でばば抜きをやるのはたかが知れている


千歳と名前はそんな事を30分はやっていた
…ようやく気がついたのか…






「なら、なにすると?」

「んー…ちい何か良い案無い?」

「…昼ね「しばくで」…はい」





なんとも千歳らしい返し
春休み中の部活の無い日にのんびりと家で過ごす…

のだが、のんびりと過ごしすぎている






「じゃーさ、花見行けへん?」

「花見か…よかよ」






玄関を出ると春の風がそーっと吹く

キュッと手を握り、歩き出す
向かう先は桜の綺麗な公園






「春だね」

「春やねぇ」

「暖かいね」

「明日からまた寒くなるらしいっちゃ」

「ホンマに?」

「おん」






目線の先にうっすらと見える桜の淡紅
風に揺られて花弁が舞い散る


桜吹雪とはこのこと…






「わ、めっちゃきれい」

「しっかり見たんはいつ以来かねぇ…迫力凄いっちゃ」

「てか、花見って何すんのやろ」

「んー…宴会ってやつやない?」

「…まだ中学生やからな」





ま、花を見るだけでも花見やな

と自己完結させベンチに座る
手を握ったまま千歳も隣へ


頭をそっと千歳の肩に預ける
千歳は握っていない方の手で頭を撫でる





踊り舞う桜


咲き誇る桜



春先しか味わえない、淡く綺麗な時間―――













END















〜反省〜
意味がわかんない!!

開始早々さーせ…
本当にねー…
今もう長編の方がいっぱいいっぱいで、
短編の方もっといっぱいいっぱいなんですよ←

もう、何が書きたいのかとか、目的失ってますな(蹴
ただ、千歳の事を“ちい”と呼ばせたかった←

こんな管理人で再度さーせ…


2・3日更新って、つらいね(涙
毎日毎日更新してらっしゃる方本当にすごいですよ!

(まあ、管理人の周りには月3〜4程度しかしてn…ゴホン…)

管理人は!
管理人だけでも!!
ちゃんと“内容のある”更新をしていきたいと思いますので…

暖かく見守ってやっていただきたく思います…


さて、昨日はミュージカルで4代目カツオを演じられた方のお誕生日でした!
おめでとうございます☆


名前様
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪


2010/04/06(TUE)




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