夢の続き（幸村）
「急に呼び出してごめんね・・・」
「ううん、どうしたんだい？」
「実は・・・」
「実は？」
「私・・・幸村君のことが―――
ぱちっ
「・・・夢…？」
夢の続き
やぁ、幸村精市です
朝から嫌になっちゃうよね・・・
あの夢
俺の恋する苗字さんから呼び出されるなんて
しかもいい所で夢が覚めちゃうし(黒
夢ならせめて最後まで聞かせろよ、俺の夢(黒
こんな中途半端な気持ちの中朝練か…
真田いじめてやろっと♪←
「・・・よし、全員集合！今日の朝錬は終了。」
「「「「あざっした！！」」」」
「なんか今日、幸村部長やけに副部長いびりひどくなかったっすか？」
「・・・そうか？あんま変わんなくねぇか？」
赤也もブン太もなんか言ってるね・・・
でも今日の俺は心が広いから許してあげるよ・・・
真田以外♪
場所は変わって教室
俺と苗字さんは実は同じクラスなんだ♪
・・・！！あれは俺の恋する苗字さん！！
「(ジー…)」
「？…おはよう！幸村君(ニコ)」
「！！おはよう苗字さん」
見た？？あの笑顔！！俺しか見なくていいんだけど・・・
いやぁ…いつ見ても可愛いね☆
あの後何の進展もなく先生共のしょーもない授業を受けてお昼が来た
「ねーえ…幸村くーん？ちょぉっと来てくれなぁい？？」
「・・・わかった」
んだよ！クソぶりっこテメェ(怒
お前みたいな厚化粧に興味なんてないんだよ！！(怒)
「あのぅ・・・わたしぃー・・・」
「(早く言えよ(怒))」
「幸村くんのことがぁ・・・好きなのっ」
厚化粧(命名)は“言っちゃった”みたいな顔してるよ・・・
「・・・悪いけど、俺は君が好きじゃない。」
「えっ・・・私じゃだめなのぉ？」
当たり前だっつの！！！
「うん。ありがたいけど、ごめん」
よく言った俺！！
「好きな子でもいるのぉ？？」
何で厚化粧に教えないといけないんだよ！！
「・・・あぁ」
「そうなんだぁ・・・じゃあしょうがないなぁ。じゃあね」
そうだ！そもそも厚化粧に可能性など無い！
「・・・ふう」
ガタンッ
「！？…誰かいるのかい？」
さてはまだあの厚化粧・・・
でも待てよ…音がしたのは厚化粧が去っていった反対側
「…ごめん、幸村君。盗み聞きする気なんてなかったんだけど」
「苗字さん・・・」
俺の恋する苗字さん！！
「いや、大丈夫だよ。」
・・・いや待てよ(２回目)
最初っから聞いてたのか？
となると・・・
「幸村君って好きな子いたんだ」
やっぱりーー？？
「あ、やっぱ聞こえちゃった？」
「…うん、ばっちり。」
ばっちりって・・・
この際もう告白しちゃうか？？
どうする俺！どうする幸村精市！！
「あの「あのっ！」
苗字さん？
「急にごめんね・・・」
「ううん、どうしたんだい？」
このくだり…どこかで・・・
「実は・・・」
「実は？」
！！夢だ！今日の夢だ
「私・・・幸村君のことが・・・好き」
！？これって夢の・・・続き？
「好きな子いるんだったら可能性はないけど、言わないより言った方がいいかと思って・・・」
「・・・だって・・・」
「え？」
「俺だって、苗字さんのこと好きだ！俺の好きな人は苗字さんなんだ。」
「え・・・」
「本当だよ？今度は夢なんかじゃ終わらせない！」
「今度は・・・？」
！しまった。夢の事を・・・
「私も…かどうかわからないけど、夢見たんだ」
「え？」
「私がね？夢で幸村君に告白するの…でも、告白する途中で夢が覚めちゃって・・・」
「・・・同じだよ。今のが、夢の続きだ」
こんな運命！！さすがだね☆
「好きだよ名前」
「！！うん。私も」
あの厚化粧にちょっとは感謝しないとな・・・
ＥＮＤ
〜反省〜
幸村夢です
私の一番大好きな幸村です☆
幸村でしょうか？
ギャグっぽく甘っぽくしてみました
やっぱり素敵ですね♪
あ、幸村の曲の『夢の続き』とは
あんまりかかわってないです←
話になるなー…と思って使わさせていただきました
名前様
読んでいただき、ありがとうございました
2008/12/21
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