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恋する俺、愛する君(白石)




俺は一目惚れっちゅーもんに遭遇した










恋する俺、愛する君










つまり、俺が一目惚れをしたってわけや
自分でも驚く

相手は休み明けにやって来た転校生っちゅー、まあベタな展開

派手なわけでもなく、かといって地味なタイプでもない
どこにでもおりそうな女子のはずなんやけど、妙に彼女が気になった






「初めまして。今日からお世話になる苗字名前です。よろしくお願いします」







ニコッと笑った顔が印象的やってん
この時、俺の心の中の何かが弾けた気がしたんやな…

その日から今日まで、俺の心は重症や
声を聞くだけで胸が高鳴り、目が合うだけで火をつけられたかのように体が熱くなった
会話をした日にはどもりすぎて会話になんかならへん

これが、ホンマに人を好きになるっちゅー事なんやと柄にもなく思ったわ







「(はぁー…)」








俺の席から苗字さんの席がよく見える
授業中、気づかれないように苗字さんを眺めるのが至福の一時



俺、変態やな…







そんな俺らの関係が変わったんは部長の集まりで放課後まで残った時の事…











「(苗字さんと、仲ようなられへんかな…)」







今や俺の中で苗字さんの存在は必要不可欠になってる

そんな事を考えとったら





《ドンッ!!》





腹に結構な衝撃を受けた







「いたた…」

「堪忍な!大丈夫…か!?」

「うん…」







倒れていたのは紛れもなく、俺の恋する苗字さんやった
……これはチャンスや





「はい」






俺は倒れている苗字さんに手を差し伸べた
掴んだのを確認すると、思いっきり手を引き、よろめいた苗字さんをそのまま腕の中に収めた







「っ!…し、白石君?」







もうこの時しかチャンスは無いと思った…
これを逃したら、一生後悔しそうやった…

そう思ったら、もう止められへんかってん…








「…話、聞いてくれるか?」

「…」







俺の腕の中で軽く頷いた










「…好きやねん、苗字さんが…転校してきた日からずーっと。…この腕、もう離したないねん」



「……私も、好き」

「!!」







返ってきたんは予想外の言葉やった…
まさか、俺ん事好きで居てくれたなんて…



愛おしいてしゃあない








「なあ…キスしてエエ?」

「…えっ!?」

「キスして、もっかいぎゅってして、耳元で好きって言って良い?」

「そ、そんな事聞かないで…///」

「じゃあ、エエって事やな?」








間髪をいれず俺は唇を合わせた


熱くて軟らかくて溶けそうや…








「苗字さん…好き、めっちゃ好き。…愛しとる」

「…うん。私も、好き…大好き」








可愛い…可愛らしいてしゃあない…

俺はもう一度苗字さんと唇を合わせた








「!!っ……いきなりとか、ずるい///」

「じゃあ、もっかいキスさせて?……もっかいちゃうな…俺が満足するまで、ずっとさせて?」

「……うん」







誰にも渡したない…
たとえ何があろうとも、死ぬまで俺が守ったる…





俺が初めて愛した君やから…












END















〜反省〜
白石です。
管理人のお友達には散々砂糖ぶっかけだのくっそ甘いなど言ってましたが、どうでしたでしょうか?

これでも管理人頑張ったつもりです。


いやぁー・・・
白石氏が乙女です。
乙女にしました。しちゃいました!
可愛らしくありません?←
管理人的ポイントでは、これからしたいことを今言っちゃうって事です
つまりね?

「キスして、もっかいぎゅってして、耳元で好きって言って良い?」

って事ですよ!
甘えた白石です。

こんな白石氏もありかと・・・☆


本日は六角中の樹希彦くんのお誕生日です。
さらに昨日はミュージカルで四天宝寺Aの白石蔵ノ介を演じられた方のお誕生日でした!

おめでとうございます!!


名前様
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪


2009/08/31(MON)




あきゅろす。
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