空色の君（芥川）
君が天に還ってから、もう一年が経つんだね…
空色の君
君は幼いころから心臓が弱くて
“長くは生きられない。長くて５年”
…そう言われていたんだってね
でも君は１４歳まで、倍以上も長く生きたんだよ？
十分だったと思うよ
でもね、どこかでまだ君のことを探している自分がいるんだ…
『ジローちゃーん！遊ぼー！』
『また寝てるの？ジローちゃん…』
『もー、ジローちゃんなんか知らない！！』
『……ごめんね、ジローちゃん…』
……もっと君の声が聞きたかったよ！
もっともっと、俺のこと『ジローちゃん』って呼んで欲しかったよ・・・
君が空に還ってしまったとき、なぜだか涙は流れなかった…
悲しくないわけ無いのに、その時は砂漠のように涙はカラカラだった・・・
でもね、今ならその理由わかるよ…
それはね…
君が居なくなったって実感がわいて無かったんだ
「名前…君は今どこで何をしてるの？」
返される訳もないのに…
俺は本当に馬鹿だね
君が好きすぎておかしくなっちゃうよ……
「またどこかで会えるよね…？」
必ず会えるよね・・・
いや、会おう
絶対に会って、今度はもっともっといろんな思い出つくろうね
「約束・・・だよ」
……一方的かな…？
でも・・・
俺は君の笑顔がもう一度見たいんだ
苦しむ顔を、もう見たく無いんだ…
「俺は誰より名前を愛してる自信があるよ・・・」
だから、だからどうか・・・
この溢れ出す涙を止めて・・・
「ねぇ、名前…」
不謹慎だけど
君の命日と
俺の誕生日が
同じ日ってことを
嬉しく思っていいですか……？
ＥＮＤ
〜反省〜
さて、ジローちゃんの2009年誕生日記念小説です。
誕生日記念なのに、名前様亡くなってます…
これ実は結構前に書いたやつでー、その時切ないのにハマってたんですよー・・・
なんで、誕生日ですけど死ネタです。
そして管理人今、管理人の伯父さんのノートパソコン使って更新しております。
なので反省が短いです←十分長い…
危ないよねー☆←
ちゃーんと履歴削除しますんで！
ご安心をｗ(何の…
そして今日管理人、ジローの夢見ました！！
すげー偶然！！
ちょっぴり朝からテンションの上がった管理人でした☆
それでは
名前様
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪
2009/05/05(TUE)
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