[携帯モード] [URL送信]
時計回り





バシャっと制服に水がかかる










時計回り










決して、調子のんなよ的なものではない
濡れたブレザーを見つめ、他人事の
名前と、不可抗力とはいえ濡らしていまい全力で申し訳なさそうに謝る切原

そしてここはテニスコート横の水道






「マジごめん!」

「だいじょぶだいじょぶ」

「つっても制服ぬれてんじゃん」

「濡らした本人がよく言うよ」

「うぐっ…わりぃって…」






冗談だよ、とケラケラ笑う名前だが、その制服もといシャツはとてもすぐ乾きそうな
ものではない


それもそうだ
勢いよくひねられた蛇口から勢いよく飛び出てきた水が頭から降りかかってきたのだから







「じゃあ、脱げ!」

「…っは!、?」

「っ、て!そうじゃなくて…!」

「なにしたいのさ…」

「って!ホントに脱ぐなよ!、」






名前はただ、身体に張り付いたブレザーが気持ち悪くて上着を脱いだたけだったのだが
ブレザーが守ってくれたのかシャツはさほど濡れていなかったが、しっかり濡れていたのはネクタイとその付近

肌にピッタリとくっつきさらに気持ちか悪い






「おおおおおま、おま!」

「ん?」

「シャツは脱ぐな!」

「…脱げっていったのそっちじゃん」

「だあああっこれ!着てろ!」

「んぐぁっ、」






どこを見てそう言ったのか
着ていたジャージを名前に投げつける切原
伝統ある王者のジャージは袖口がほつれ、裾は黒く汚れている
着ても良いものかと彼を見てみればさっさと着ろ、と言わんばかりの表情






「え、でも」

「いーから!濡れてるブレザーより良いだろ」

「あ、うん。ありがと」

「元々俺のせいだし」

「確かに」

「おい」






こう言い合える空間が心地良い

接点は昨年同じクラスであった、というくらい
引き合わせた不運は幸運に


彼の匂いがする大きめのジャージとタオル
安心できる、その空間もまた心地良い












END















〜反省〜
2013年の切原赤也くんの誕生日記念小説です。

ええ、かなりおひさしぶりですね。
もう…すいません。。

赤也ちゃん誕生日位は更新せねばと必死です←
でも、ギリアウトだな。。


最近は、もう…
テニスよりバスケにハマり
テニスより歌を歌う王子様にハマり
なあなあになってました。
さーせん。

これから、増やしていきますね。
できたら。。←


誕生日に誕生日ネタじゃないのは、もういつものこと(蹴
祝ってるのは本当ですぜー!


…反省の書き方も、忘れたな←


さて、本日は切原赤也くんのお誕生日です!
おめでとうございます☆


名前 様
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪


2013/09/25(WED)




あきゅろす。
無料HPエムペ!