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ほいっぷ





机の上には、ありとあらゆるスイーツ










ほいっぷ










見ているだけで胸焼けが起こりそうな、見るからに甘そうなその塊を
目の前の男は怯むことなく、むしろ笑顔で食べ進めている


と言うのも数時間前に遡る







「なあ名前ー」

「ん?」

「今日、ここ一緒に来てくんね?」






丸井が差し出したカードサイズの紙には


『誕生日限定!カップル割引』


と書かれたスイーツ食べ放題のお店の割引券
カップル、とかかれているが決して付き合っているわけではない

まあ、付き合えたらいいと名前は考えているのだが


それを見せられキラキラとした目で言われてしまえば、断る理由などなかった








「んまっ…おらー名前も食えよぃ?」

「食べてるよー…」

「うーわー!お前のタルトもうまそー」

「いいよあげる」

「…名前お前そこはあーん、だろぃ 」

「え…し、しないよバカっ」





んだよーつまんねーの

と小さくなったショートケーキをフォークで突き刺しぽいっと口の中に放り込む
しかし依然として笑顔であり、つまらなくはなさそうだ


流石に甘ったるくなってきた名前は紅茶で口を直し丸井の観察に撤した


頬杖ついて眺めていれば視線に気がついたのか
わざとらしくケーキのクリームを口許に付けてみせた丸井






「なー名前」

「断る」

「まだ何も言ってねーし…」

「…付いてる」

「へへっ、取って」

「っ、…もう」






しょうがなしに腕を伸ばし親指の腹で拭う
その指をペロリと舐めれば先ほど紅茶で直した口内にまた甘さが広がる


ビックリした様子の彼だったが、満足したのか最後のケーキを口に詰め込み出した


まだまだ余裕そうだったが丸井の笑顔は満足気



店から出ればさて、と右手を差し出される





「?」

「今日付き合わせちまったし、」

「…たし?」

「名前はどこ行きたい?」

「…へ?」


「どこまでもお供しますよ、お姫様?」






そっと握られた手に軽く口付け
そこから熱が伝わり、一気に暑くなる



甘く広がるのはクリームでもチョコレートでもなく


愛、なのだろうか












END















〜反省〜
さて、2013年の丸井ブン太君の誕生日記念小説です!
ってなことでをめっとーう!

さてさて、ちょっとだけ誕生日も絡めつつ今回はかなりブンさんらしい内容になったのでは
としめしめな管理人←

まあこの内容的には実際に管理人が今日行った出来事から頂いて書いておる次第でございやす。

そうなのです管理人は今日パフェを食べに行ったのです!

相手は勿論管理人のお友達様です故←ぇ

管理人は激甘党であり甘味に関しての味覚が少々馬鹿なのでw←
思う存分堪能させていただきやしたw

あー、今度はケーキバイキングですなw
連れまわすぜ覚悟しとけよ(蹴

きっと管理人、ブンさんと仲良くなれるね。


さて、改めまして本日は立海の丸井ブン太君のお誕生日でした!
おめでとうございます☆


名前様
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪


2013/04/20(SAT)




あきゅろす。
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