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A weather forecast came off!(向日)



ある日の放課後の話…

昇降口に1人の少女の姿がある










A weather forecast came off!










「あーあ…」





その少女苗字名前はそこから空を見上げていた



するとそこに






「あれ?何してんの?」

「岳人!」






テニス部レギュラーである向日岳人がやってきた






「おー…で、どうかしたのか?」

「実は…」













さかのぼること数十分前

委員会の仕事を終えた名前は帰ろうとしたのだが・・・




「嘘…雨降ってるじゃん」





雨が降っていることを帰る直前になって知ったようだ






「傘なんて持ってないし…」






しかも今日の天気予報は晴れ

雨が降るなど思ってもいなかったので、傘も持っていない





「止むまで待とうかな・・・」










そう思い今に至る






「ってわけ。岳人はどうしたの?」

「俺?俺は寝過ごしちまったんだよ…今日部活無ぇから」

「そっかー」

「てか名前どうすんの?今日これ止まねえよ?」





思わぬ向日の言葉に名前はフリーズしている






「う…嘘ぉっ!!」

「マジマジ!・・・よかったら一緒に入るか?」





向日はテニスバッグから傘を出し名前に見せた






「え…なんで傘持ってんの!?」

「なんでって、いつも持ってっから」






向日は傘を開き玄関の外へ出ると振り返り名前を見た






「で、どうすんの?入るか待つか」

「………おねがいしまーす」

「ほら、入れよ」









ポツポツ鳴る傘越しの雨の音がとても心地良い






「(そう言えば今日って…)記念日、か…」

「何か言った?」






名前は無意識のうちに声を漏らしてしまっていたが、生憎雨の音が大きく向日には聞こえていなかったようだ






「何でも無いよ?」

「…そっか」

「(危ない危ない…)」






頭にハテナを浮かべている向日






「(また記念が増えたな…)ありがとね」

「いいって!俺から言ったんだしよ」

「(いつか言える日が来るのかな・・・)」












“今日は私があなたに恋をした日だ”って・・・












名前達の想いが重なるのは遠い話ではないようだ















END















〜反省〜
さて、がっくんです。
ちなみにタイトルの訳は“天気予報が外れた”です
・・・そのままですね←

実は今日岳人を更新した理由というのがございまして・・・
管理人はテニミュも詳しく、テニミュで岳人を演じている方が
本日お誕生日だということでまとまりもなくぐだぐだと更新させていただきました←

お誕生日おめでとうございます♪

それから仲の良いお友達(お馴染みの…)に向けてでもありますね☆

気に入っていただけるとありがたいです!


名前様
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪


2009/03/29(SUN)




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