大人向けの小説
滑れ!元気になるローション の巻
ドタタタタタ!
グリ太「うわーんジャスエモーン!」ヒックヒック!
ガバッ!
ジャスエモン「グリ太くん、君いつも泣いて家に帰るね。で?今回はなに?」
グリ太「ガラ夫がエリ香ちゃんにビンタされて以来元気なくって…、元気づけようとしたら『もうほっといてくれ!』って……うあああぁぁあん!」ビースカ
ジャスエモン「本人がほっといてほしかったらほっとくのが1番だよ。さ、わかったら僕とヌルヌルローションまみれごっこでもしようよ。ほらローション。」トロオォヌルウウゥ!
グリ太「うあああぁぁあん!ガラ夫が悲しんでるとオレも悲しいよ!だからガラ夫を元気にさせる道具だせよおぉ!」ヒックヒック
ジャスエモン「このローションでガラ夫を元気にできるっちゃできるけどね。」ヌルルルウゥゥ!
グリ太「ほんとか!?」パァッ!
ジャスエモン「もち。でもガラ夫じゃなくグリ太くんに使いたいな。」トルォオオオ!
グリ太「なんでもいいからそのローションってのよこせよな!ガラ夫に使う!……どうやって使うんだ?」
ジャスエモン「はっはっは。所詮ショタだな、わかるまいて。」バサッ!
グリ太「いきなり経済新聞読むなよ。使い方おしえろよー!」
ジャスエモン「というかローションは別に未来の道具じゃないよ。さ、ローション返して。」シマイ
グリ太「なんだよ未来の道具じゃないのかよ!早く道具だせっ!」
ジャスエモン「未来の道具じゃなくても、道具に頼らなくても、落ち込んでいるお友だちを元気にさせるのには本当は道具なんて必要ないんだよグリ太くん。
『まごころ』ひとつで解決さ。」ニコッ!
グリ太「Σいや!だから!そうしたらガラ夫が『ほっといてくれ!』って言ったんだってば!!」
ジャスエモン「はははは!だよねw」
グリ太「もーいいから道具だせよー!」
ジャスエモン「ガラ夫の為に道具だしたくないなー」
グリ太「ガラ夫の為はオレの為でもあるんだよ!出せったら出せ!」
ジャスエモン「え、なにその口説き文句。妬けるよ。」
グリ太「早く出せよ!」
ジャスエモン「しょうがないなぁ…」ゴソゴソ…
グリ太「………。」ワクワク
ジャスエモン「あ、道具ゼンブ修理に出してねーわ(笑)」
グリ太「Σんなっ!なんだよソレ!;ふざけんなよ!」
ジャスエモン「仕方無いじゃないか。じゃあコレあげるから我慢して」スッ!
グリ太「これは…!
P(プレイ)S(サド)4!?」
ジャスエモン「これでガラ夫と遊んできなよ。」
グリ太「うんっ!ありがとうジャスエモン!♪」
ダダダダッ!
ジャスエモン「バカワイイなぁグリ太くんは。」
(さ〜て、一発ヌいとくか!)
・
・
・
ダダダダダダッ!
グリ太「うわーんジャスエモンのバガー!」
ジャスエモン「どうしたの?アナルバージンでも奪われたの?」
グリ太「ソフトがなきゃプレサド4あそべないじゃないかあぁー!」ビースカ
ジャスエモン「そうだねぇ、僕もそう思うよ。でもプレサド4のソフトなんて持ってないんだゴメンね。」
グリ太「うわあああぁあぁん!ガラ夫がプレサド4見てやっと元気になったのにソフト無いからまた元気なくなったあぁああ!」ビースカ
ジャスエモン「もういいじゃんガラ夫なんてさ。」
ズカズカ…
ハ-ディアン「おいグリ太!野球のメンバー足りないから空き地集合な!」
グリ太「いやだ!」プイッ!
ハーディアン「グリ太のくせにナマイキだぞ!」
ジャスエモン「いや、ちょ、なにフツーに新登場してんのハーディアン。しかも勝手に家入ってるよね?」
ハーディアン「いーから来いグリ太!」グイッ!
グリ太「やだ!オレはガラ夫を元気づけるのにいそがしーの!」
ハーディアン「ガラ夫だと?」
グリ太「ガラ夫が落ち込んでるのヤなんだ…」グスッ!
ジャスエモン「グリ太くん…」キュン
ハーディアン「そうか…グリ太の言ってることはわかった。じゃあ空き地行くか。」ズルズルズル
グリ太「うわああぁあん!」ズルズルズル
ジャスエモン「もう観念しなよグリ太くん。」
―空き地―
ザアアアァアァァ!
ハーディアン「雨か。野球は中止だ、解散。」
「うぃーす」
「じゃあなー」
ゾロゾロ…
ジャスエモン「さぁグリ太くん、僕と相合い傘して帰ろうか。」
グリ太「オレ、ガラ夫の家に行く!」
ジャスエモン「えぇ?しつこいな(笑)」
グリ太「なにがなんでもガラ夫を元気にさせたい!」ズボッ!ゴソゴソ!!
グリ太はジャスエモンの四次元ポケットに手を突っ込んだ。
ジャスエモン「ちょ、やだっ!やめてグリ太くんこんなとこでっ…あぁっ…!///;」ビクンッ!
ズボッ!
グリ太「これ借りてくぜ!じゃあな!」バシャバシャ…
ジャスエモン「Σあぁっ!お徳用のローションが!!」
グリ太はドラム缶サイズのローションが入った容器を雨よけがわりにしながらガラ夫の家へと走った。
―ガラ夫邸―
ガラ夫「しつこい!;もう帰ってくれよ!;」
グリ太「やだ!!」
ガラ夫「あぁもう何だよ;しかもソレ何?」
ガラ夫はグリーヴァよりも大きいローションの容器を指差した。
グリ太「これ使えば元気になるってジャスエモンが…」
ガラ夫「あぁ、オレもうそんな落ち込んでないからさ、カサ貸してやるから帰……」
グリ太「やぁっ!」ブゥンッ!
グリ太はローションをガラ夫にぶちまけた!
バシャアァッ!ヌドロヌヌヌヌ!
ガラ夫「うわあぁっ!?ぶはっ!うぇっ!ぺっぺっ!なん…っ!」ヌルルルルル!!
グリ太「元気わいたか!?♪」
ガラ夫「怒りがわいてきた…ぺっぺっ!なんだこりゃ!ヌルヌルすっ…!?」
ズルッ!ベシャッ!
グリ太「ガラ夫!だいじょう……」ヌルッ!
ベシャアッ!
ガラ夫「ちょ、ぬめって立てねぇぞコレ!;」ヌルルル
グリ太「ううぅ…!」グスッ!
ガラ夫「俺が泣きてぇよ!;」ヌロロロロロ!
グリ太「うわあああぁあん!」ヌルウゥゥウ!
ガラ夫「あぁもううるさい;ほんと何しに来たんだよお前は;」
グリ太「だって…だって…!」
ガラ夫「……はぁ、わかった、わかったって。グリ太はグリ太で俺を元気づけようと頑張ったんだよな、元気づけてくれてありがとな、グリ太。」ヌルルルルルルルヌチャアアア!
(だからもう何もしないでくれ;)
グリ太「ガラ夫…!」ヌルルルラララララ!!
ガラ夫「ところでコレなんなんだよ;」ヌルルル
グリ太「わかんない…」ヌルルルルル
ガラ夫「ともかくフロだな、立てれないから這ってフロまでいくぞ。」ヌチャアアア!
グリ太「うん!♪」ヌルルル
(ガラ夫と一緒におふろ!♪)
・
・
・
―グリ太の家―
グリ太「ただいまー」
ジャスエモン「おかえりグリ太くん、遅かったね。あれ?石鹸の匂いがするよ?」スーハースーハー
グリ太「ローションまみれになったからガラ夫と一緒におふろ入った!」
ジャスエモン「Σなにいぃ!?」
グリ太「それよりローションで元気出なかったじゃないかジャスエモンのうそつき!やっぱりまごころだな!」
ジャスエモン「あんだけ道具だせだせ言っておきながら…。うん、まぁどうせガラ夫が折れたに違いないけどもね。そうだよ、道具なんかに頼らなくても人を思いやる気持ちがあればいいんだよグリ太くん。でも気持ちの押し付けまでいくとガラ夫も災難だったなとは思う。」
グリ太「〜♪」
ジャスエモン「聞いてない。犯したろか。」
天気は雨だが、グリ太の心は晴れやかだったとさ。
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書いてて『なんじゃこら』って3回程思いました。
ガラ夫の玄関あたりはぬめって大惨事だな(笑)
つーか全然エロくないねハハハ(^o^)w
2013/5/25
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