プルト小説
冒険編(^q^)
ふと気がつくと、草原で座っていた。
空は快晴。雲ひとつなくきれいな青空だ。
ジャスティン「さてと、休憩もこの辺にしてそろそろ行きますか。」
ハーディス「そうだな。」
ジャスティン「さぁ行きましょうセシルさん。」ニコッ
セシル「……ん?;」
見ればジャスティン君は手にグローブをはめていて動きやすい身軽な格好、対してハーディスさんは緑色のローブで厚着をしていて、かしの杖を持っていた。
ハーディス「行くぞセシル。」
セシル「…あれ?なんで僕は鎧を着ているんだ?;」
ハーディス「なにをゴチャゴチャ言ってるんだ?」
ジャスティン「さぁさぁセシルさん、セシルさんが導かないことにはこの世界が救えませんよ。」
セシル「え?そうなの?;」
ハーディス「おい、しっかりしろ、どうしたんだセシル。」
ジャスティン「『ふみゅに選ばれし者』の冗談にしてはあまりよくない冗談ですよね。」
セシル「Σふみゅに選ばれし者!?ってなんですか!?;」
ハーディス「えっ?」
ジャスティン「えっ?」
セシル「『ふみゅ』ってなんですか?;神様?;」
ハーディス「馬鹿馬鹿しい、こんな事をしていたら陽が暮れる。行くぞ。」
セシル「えぇぇー…?;」
ジャスティン「ふみゅはふみゅじゃないですかセシルさん。」
セシル「う、うん、まぁそうなんだけれども;」
《ふみゅっ!!》
セシル「ぅ゙わっ!?;」ビクッ
(空から謎の声が!;)
ジャスティン「『ふみゅ』からのお告げがきましたね。」
《みゅっ!ふみっ!ふみゅーっ!》
ハーディス「ふむ…」
セシル「ええぇ?;」
(なに言ってるのかサッパリわからない;)
《ふみゅっ!みゅ?ふみゅ……みゅ!》
ジャスティン「なんと…!」
ハーディス「なるほどな。」
セシル「えーと、なんて言ったんですか?;」
ジャスティン「あぁ、今回のお告げは少し長かったですしね。つまりは簡潔に言うならば『ふみゅみゅ』って事です。」
セシル「Σいや、そうじゃなくて!;」
ハッ!
セシル「あ…、夢か…。」パチッ
目をさますと僕はベッドの上にいた。
少し離れた台所でウェダが朝食を作っている。
グリーヴァ『ふみゅっ!』
バッシュ『あぁ、わかった。卵スープでいいんだな?』
グリーヴァ『みゅっ!♪』
バッシュ『そうか。』
ガラハド『だからなんでグリーヴァの言ってることがわかるんだよ;』
家の外から聞こえるグリーヴァ君ら3人の声と足音が徐々に遠ざかった。恐らく川の水を汲んできたか顔を洗っていたのだろう。
ウェダ「あらセシル、起きてたの?今起こそうとしてたとこよ。おはよう。」ニコッ!
セシル「おはようウェダ、あのさ…」
ウェダ「ん?」
セシル「変なこと聞くけど『ふみゅ』って何だと思う?;」
ウェダ「『ふみゅ』?グリーヴァ君が眠い時に言ったりする口ぐせじゃないの。たまに他のコも真似たり使ったりするわね。」
セシル「口ぐせ…、そうだ、グリーヴァ君の口ぐせなんだよね、うん。」
ウェダ「? どうかしたの?」
セシル「ううん、なんでもないよ。」
(それにしても変な夢だったなぁ;)
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でも結局『ふみゅ』ってなんだよって話やな(^q^)w
ってか冒険してなくね?(笑)
2013/12/20
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