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プルト小説
砂浜でバトル(ハーディス+デュラン+エリス他)
ハーディスとエリスは北の国の観光後、エリスと一緒に北の国ではなくいつもの家で暮らそうとハーディスは頼み、そしてエリスも承諾した。

しかし帰る間際にハーディスは下界へ行ってしまい、ハーディスとともに帰る件は保留になった。

いつしかヘルミーナが北の国を追放され、激怒したエリスは自分の息子であるシェイドが一人で暮らしている東の村までヘルミーナ達を引き連れ、そして色々あってエリスはハーディスと家に帰る約束より東の村を北の国以上の素晴らしい場所にする目標を選んだ。

北の国でエリスとハーディスはそれについて話し合い、筋を通してまともな主張をしていたハーディスはベッドの中でエリスに負けて根負け…いや、精根負けをしたハーディスはエリスを東の村に行かせ、自分は家に帰った。

それを知ったハーディスとエリスの息子であるデュランは母であるエリスに憤慨し、父を連れてエリスがいる東の村まで旅をしたのであった。

無事に東の村に到着し、何人かが見守る中、砂浜にてハーディスとエリスは戦いで決着をつける事に。


超つよくて超かっこよくて超やさしくて、だけどミステリアスな危険な香りもするそんなハンサムナイスガイな男・ジャスティンは、砂浜にて母・エリスを見守るのであった…!!」

ジャスティンは男らしい声で喋り終わった。

ガラハド「………。」

※ガラハド→ハーディスとウェダの孫。只今絶賛エリスと東の村でラブラブ中。

デュラン「………。」

※デュラン→ハーディスとエリスの息子。ハーディスと一緒に家に住むという約束を破って東の村でガラハドと仲良くやっているエリスに怒り、父であるハーディスを連れてエリスを連れ戻しにきた。

ジャスティン「おや?僕のあまりにも素晴らしいあらすじに感動のあまり言葉もでませんか?♪」

※ジャスティン→ハーディスの死後、エリスはハーディスとは容姿も性格も似つかぬ正反対な男性と再婚し、その間に誕生したエリスの息子。

ガラハド「最後のなんなんだよ;」

デュラン「ジャスティン、相変わらずだな;」

ジャスティン「いやぁ///」テレッ!

デュラン「褒めてはないよ?;」

ジャスティン「それよりも戦いがはじまりませんね。」

ガラハド「睨みあったままだな;」



ハーディス「………。」

エリス「………。」

ハーディス「おいエリス、どうせなら笑顔でオレを見ろよ;」

エリス「こうかしら?」ニヤリ

ハーディス「やると思った。そんな悪そうな笑顔じゃなくてさぁ…。エリスは笑ったらすごい綺麗で可愛いのに…オレはただ、死後の世界でもエリスとずっと仲良く暮らしていたいだけなのに…。」イジイジ

エリス「なんだか女々しいわね、らしくないわよハーディス。」フン

ハーディス「なぁ、戦う前にもう一回言うけどオレと帰ろう?約束とか筋を通すとかどうでもいいんだ、ガラハドよりオレとまたあの家で二人で暮らそうぜエリス。」

エリス「いや。私は今はハーディスよりここの生活が充実してるし楽しいの。わかって、ハーディス。」

ハーディス「ガラハドや他の男とラブラブしてなかったらそれでも別に良かったんだけど、ダブルベッドとかいざ目にするとなぁ……」イライラ

エリス「ふふっ!そんな今更怒っても…」

ハーディス「言っておくがな、どんなにガラハドと子作り行為してももともと死んでるんだからな!ガラハドとの子なんか欲しくてもできないんだからな!ふんだ!」プンプン


ジャスティン「おっ。おこ状態ですね。」ニヤニヤ

ガラハド「エッチとか言わずにわざわざ子作り行為ってお祖父様…///;」

デュラン「多分『エッチ』という単語が頭に出なかったんだろうな;」


エリス「息子がいる前で子作り行為とか何言ってんのよバカ!///;」

ハーディス「いいから帰ろうエリス。なんかもう戦いたくない。」

エリス「だめ!戦いで決着つけるの!」

ハーディス「んー、わかったよ。龍的光波。」カッ!


ドギュウウーン!!


エリス「龍的光波!」カッ!

ドギュウウウウン!!


ドオオンッ!!

ハーディスとエリスの龍的光波がぶつかり、それを合図に戦いが始まった。


ハーディス「ドラゴンソード!」ズアァッ!

エリス「連続龍的光波ー!!」ドンドンドンッ!


ハーディス「ほっ!」ダッ!

ハーディスは高くジャンプし、龍的光波を避けた。
そのまま上空でエリスを見据えながら広げた両手に炎を出す。

ハーディス「灼火錬術」ボウッ!

エリス「………!」
(炎を操って私を追尾させるつもりね!その炎の数が1ケタならまだいいんだけれど……チッ!)

ハーディスの周りには体半分ぐらいの大きな炎がいくつも出現し、ハーディスが落下した瞬間におよそ30程にも増えた炎がエリスを目掛けて襲い掛かった。


エリス「…2…1…!ドラゴンゲイル!!」ゴッ!

エリスは向かってくる炎のタイミングを見計らい、地面に最大のドラゴンゲイルを繰り出した。
そのあまりにもの衝撃と風圧で炎はかき消え、地面の砂浜の砂が盛大に舞う。


ハーディス「うん、ドラゴンゲイルでの対処はいいな。砂で目眩ましも出来て地形を利用した戦い方と、衝撃波と風圧も申し分ない。」

エリス「………!」

チャキッ!


エリスの背後からハーディスの声、そしてエリスの喉にハーディスは剣の刃先をあてていた。

ハーディス「……が、オレにとってはどうって事はない。」

エリス「ぐ…!」
(そんな…!速い…!!)

ハーディス「オレの勝ちだな?」ニッ!

エリス「まだ『参った』とは言ってないわ。」

ハーディス「おい;喉もとに剣あててるのが見えないのか?;」

エリス「私は絶対言わないから。」

ハーディス「やれやれ;意地っ張りだな;」ポイッ!

ハーディスは苦笑しながら剣を捨て、エリスの両肩をつかんで自分の方へ無理矢理向けた。

エリス「Σ!? ンー!?;」ビクッ!

エリスはハーディスにキスをされる。


ジャスティン「いやん♪」

ガラハド「Σあぁっ!;」ガーン!

デュラン「お父さんの勝ちだな。」
(お父さん強すぎ…。お母さんも強いけれどお父さんの方が遥かに強い…!)


エリス「ン゙〜っ!///;」イヤイヤ

ハーディス「♪゙」

エリス「〜ぷはっ!ゲホッ!ゲホッ!;」

ハーディス「エリスv」ギュッ!

エリス「こ、この…!///;」ワナワナ…!


スタスタ…


ウェダ「あら?あらあら。」

デュラン「あ、ウェダさん。」ペコリ

ウェダ「デュラン君!久し振りね〜元気?さっきデュラン君とハーディスのことを聞いてここに来てみれば…」

デュラン「かくかくしかじか」

ウェダ「まぁ、そうなの。でもあのエリスさんの事だから、ハーディスと一緒にあの家で暮らしても数日だけ暮らして『一緒に暮らした約束は守ったわよ』とかヘリクツ言ってまた東の村に戻るんじゃないかしら?;」

ジャスティン「プフッ!確かにお母さんならやりそうですね。」

ガラハド「結局どうすんだこれ?;」


ダダダダダッ!

ハーディス「ハハハ、待て〜エリス〜♪」キャッキャッ!

エリス「追い掛けてこないでよ!!;」ダダダダッ!
(私は全速力で走って逃げてるのにどんどん追いつかれてる…!!;)


ギュッ!

ハーディス「つかまえたっ♪」

エリス「Σいやああぁ!;離して!離してよ!;」ゼェハァゼェハァ

ハーディス「…そんなにオレがイヤか?」ショボン

エリス「Σうっ!;イヤじゃないわよ!ただ私は東の村を北の国より良い場所にしたいだけでアンタが嫌いとかじゃなく…!;」

ハーディス「そもそも何の為に東の村を北の国より栄えさせたいんだ?;もうバッシュとか北の国に恨みも無いんだろ?北の国を見返す理由もないしさ。」

エリス「見返す理由がなくなっても最終的に私は自己満足でやってるの!」

ハーディス「エリスの中で北の国よりここが素晴らしくなったらオレのとこ帰ってた?」

エリス「……うーん…どうかしらね?でも、ここは私にとって住みやすいし楽しいし、出来ればハーディスもここに住んでほしい気もあるけれど…。まだまだ東の村は北の国より発展してないから今はなんとも言えないわね。」

ハーディス「なんかずるいぞエリス;」

エリス「…ごめんなさい…。本当は私が悪いしハーディスに甘えてるしで、ハーディスが正しいのはわかってる。ハーディスと二人で暮らすのも本当は好きだけど、でも東の村を立派にするのも楽しくて仕方ないの…」シュン…

ハーディス「うわ、本当にずるい;こんな時に限って素直に可愛く言うんだもんな〜…!///;」ハァ…
(エリス可愛い…///こうしてエリスが素直になるまでが本当に長いし、不機嫌にさせないようにしたりと手間かかるがな;)

エリス「やだ。帰りたくない。ここにいたい。」

ハーディス「だだっ子?;」
(さて、どうするか…。勝負の決着ついてもエリスは諦めきれないくらい本気でここにいたいみたいだし、ムリヤリ連れて帰ってこじれてもなぁ…。)


ザッザッ…!


ジャスティン「お義父さんもここに住めばいいじゃないですか。」

ハーディス「はぁ?;」

ジャスティン「お母さんと二人暮らし、なおかつ強制労働を強いられないなら好条件ではありませんか?」ニコッ!
(というかお義父さんも東の村に住んでほしいという僕の願望が…むふふ♪お義父さん・シェイド・グリーヴァ…これで僕好みの顔が毎日3人に…!!///)


ハーディス「あのな…なんでそうなる;」

ジャスティン「だってこのままお母さんを連れて帰っても、いくらお義父さんが正しくてもやりがいを奪われたお母さんは幸せそうにはなりませんよ?ベッドの中もお義父さんのひとりよがりで燃え上がらないことでしょう。」

ハーディス「うぐ…。」
(ずばりと言いやがって;)

エリス「ジャスティン!///;」キッ!

ジャスティン「子作り行為が盛り上がらないのは男として死活問題なんですよ!」

ハーディス「そうだ!オレだってやるならエリスと楽しくやりたい!!」

エリス「さっきからなに大声で言ってんのよあんたら!///;」

ハーディス「エリス、こいつの言った条件なら丸くおさまるんだが?」


エリス「…………。」

ガラハド「お祖父様!エリス!;ダメだダメだ!エリスと暮らすのは俺!;」

ジャスティン「おだまりこの泥棒猫!!」カッ!
(お義父さんを引き入れる邪魔をするな!!)

ガラハド「Σ泥棒猫!?;」

エリス「…ハ、ハーディスが…」

ハーディス「うん。」

エリス「ハーディスがそうしてくれるなら…じゃなくて!そうするのならそうしてあげてもいいけど!?」プイッ!

ガラハド「エリス!!;」ガーン!

ハーディス「決まりだな。」ニッ!

エリス「ガラハド…、そういう事だから悪いけれど…」
(ハーディスが譲歩してくれた…。本当なら私は帰らなきゃならなかったのにハーディスは私のワガママを聞いてくれた…。)

ガラハド「う…うわあああぁあん!」ダッ!

エリス「Σガラハド!;」


ハーディス「グリーヴァか。」

ジャスティン「ちょうどガラハドとお母さんが使うダブルベッドも未使用の新品でしたしね、これはもはやお義父さんとお母さんが使う運命でそうなったんですよ。」ニコニコ


デュラン「うーん…、予定とは違ったがこれはこれで結果オーライなのか…?」
(お父さん嬉しそう。)



━━━━━━━━━━━━

ガラハドの因果応報が今ここに…!(^∀^*)笑

ガラハドはハーディスとエリスを引き離そうと北の国の食堂でハーディスに食べれば下界へ行ける水晶を仕込ませて知らずに食べたハーディスを下界へ送り、エリスと一緒になったというセコい事をしたのな。
(^ω^*)笑

みんなもあんまり悪いことしたらいかんでぇ(^q^)w

2013/11/26

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