プルト小説
再会する(ハーディス+ウェダ+エリス)
ウェダ「あっ…」
ハーディス「あ」
ウェダとハーディス、偶然にもあの世で再会。
ウェダ「えっと…お互い死んでるけども、ハーディス、お元気ですか?」ニコッ
ハーディス「あぁ元気だよ。ウェダも元気そうでなにより。」
ウェダ「エリスさんは一緒じゃないんですか?」
ハーディス「ん?エリス?なんか勝手に怒ってどっか行っちゃった。」ショボン
ウェダ「あらら…」
(悪気なくエリスさんを怒らす事を言ったに違いない…)
ハーディス「ウェダってそういや怒らないよな。オレ達が下界で夫婦になった時もずーっと怒ったとこ見た事無かったぞ。エリスならすぐ怒ってたけどね。」
ウェダ「そりゃ…私とエリスさんは違いますよ。それに…」
ハーディス「━あ!エリスだ!エリス〜!♪」
エリス「そんな大声で名前を呼ば……!…あら…。」
エリスはウェダを見た。
ウェダ「お久しぶりです、エリスさん。たまたまハーディスと出会ったとこなんですよ。」
エリス「そう、じゃあハーディスとごゆっくり。」
ウェダ「え?い、いいんですか?」
エリス「何を遠慮しているの?じゃあ…そうね、次は私とお喋りしてちょうだいね、ウェダ?」フウッ!
ウェダ「Σは、はひ…!!」ゾクゾク
エリスは妖艶に微笑み、ウェダの耳に息を吹いてはどこかへと歩いて行った。
ウェダ「エ…エリスさんって相変わらず迫力があるなぁ…!///;」ヘナヘナ…
(娘のローザもエリスさんと同じ顔だけど決定的に迫力や雰囲気が違う…)
ハーディス「え〜、なんでエリス行っちゃうんだよ。ちょっと追い掛けて連れ戻しに行くな!」
ウェダ「ハーディス?私の怒るとこを見たいの?」ニッコリ
ハーディス「え」
ウェダ「『ずーっと怒ったとこ見た事無かった』ですって?生きていた時は怒っていた時もあったのよ?」ゴゴゴゴ…
ハーディス「えっ」
ウェダ「あなたがよく休日でも年明けでも訓練訓練と家に居ないから、私が怒っているのにただ単に気付かなかっただけなのよ」ゴゴゴゴゴゴ…!!
ハーディス「ウ、ウェダ?あの…こわい、か…な…?」
ウェダ「せっかくこうして会えて、エリスさんからもお膳立てしてくれたのに、それでもまだエリスさんを連れ戻しに行くのかしら…?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!
ハーディス「ごめんなさい…;」
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ハーディスは武術や戦い以外に関しては基本的にニブいので、相手が静かに怒っても『あ、物思いにふけってるんだな』ととらえたりでまるで気付かない(笑)
エリスはウェダとは違い感情や言葉をむき出してハーディスに怒る為、ハーディスは怒ってる理由は気付かなくとも『あ、怒ってる』とさすがに認識できてはいる(笑)
ウェダは怒る時は大抵無言で怒っているタイプってことで(^ω^*)
2013/3/30
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