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プルト小説

シェイド「…ん?俺は…?いつの間に寝てたんだ?」ムクリ

シェイドはベッドから起き上がった。

エクレア「シェイド!大丈夫?なんともない!?」

シェイド「エクレ……!」ハッ!

シェイドは急いで布団を被って全身をエクレアに見せないようにした。

エクレア「シェイド?;」

シェイド「忘れろ!忘れてくれ!!;」

エクレア「シェイド…。」

シェイド「最悪だ…!なんで俺はあんなにバカみたいに本音を言ってしまったのかはわからないが…忘れてくれ。」

エクレア「……いやよ、私すっごく嬉しかったんだから。」

シェイド「…………ちょっと待てよ?」ガバッ!

シェイドは布団から出た。

エクレア「ん?」

シェイド「エクレア、お前、俺になにかしただろ。」

エクレア「へあっ!?;どどっどうして!?;」

シェイド「おかしいだろ、こんな急に胸が痛くなったり、本心がなんか…出たりとか…///;」カァッ!

エクレア「カワイイ…///;」

シェイド「いやカワイイじゃなくて!」

エクレア「私、知らないわよ;」
(ごめん;)

シェイド「本当だな!?;」ズイッ!

エクレア「ホントよ〜///;」
(あぁ、顔が近い!///)

コンッ!コロコロ…

エクレア「あ"」

シェイド「水晶…?」ヒョイッ!

エクレア「返して!;」

シェイド「見たことない色の水晶だな。何の効果があるんだ?」

エクレア「さ、さあ?;」

シェイド「目が泳ぎまくりだぞお前…。…そういえば、お前スカートのポケットにずっと手をいれてたな。で、スカートからこの水晶が…。」

エクレア「気のせいだよ!;」ギックゥ!

シェイド「怪しい。今、観念したらまだギリギリラインまで許してやる。」

エクレア「〜〜〜〜〜っ!;」


     ・
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ーピサロの家ー

エクレア「うあ"ああぁ〜!」ビエェ

ピサロ「いや、エクレアが完全に悪いよそれは;」

エクレア「『大っ嫌いだ!』って言われた〜!;」

ピサロ「そりゃあね;てかエクレア、シェイドに嘘はもうフツーにだめでしょ;」

エクレア「もう消えちゃいたい…。」グスッ!

ピサロ「はいはい;あ、てことはさ、明後日の布の染色もパーになったの?」

エクレア「なってないけど絶対シェイド不機嫌だよ…。」

ピサロ「あはは、シェイドもあくまで教えてくれるんだね;まぁやり口は最低だけれどシェイドがエクレアを想ってるのがわかって良かったじゃない。これからのシェイドは想ってないかもだけど。」

エクレア「意地悪!;」

ピサロ「シェイドかなり堅物だけど、ちゃんと相手の家族や家庭の事もしっかり考えてるから配偶者としては申し分ないよね。シェイドが女なら僕が結婚したいくらいだよ。」

エクレア「あ、そっか、ピサロも独身だもんね…。」

ピサロ「中々下界に呼ばれないんだよなぁ。ハーディスさんはよく呼ばれてるけど。はぁ、僕の未来のお嫁さんは一体誰になるやら…。ところでエクレア、今回の悪用した水晶はシェイドに壊されたりしたの?」

エクレア「ううん、シェイドが管理してる。」

ピサロ「ま、それが一番だろうね。」


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ーシェイドの家ー


ウルリッヒ「やぁシェイドこんばんは!姪のエクレアがすっごい泣いてたんだけれど…?」

シェイド「泣きたいのはコッチだ!!///;」
(知られたくなかったのに!!)

ウルリッヒ「おやおや、ずいぶん喜怒哀楽が豊かになっちゃって♪」

シェイド「黙れ。それと、悪いのはエクレアだからな。」

ウルリッヒ「うーん、詳しくは知らないけどさ、シェイドもうちょっと女の子に優しくしたら?」

シェイド「………。」イラァッ!

ウルリッヒ「女の子っていうかエクレアに優し〜く、ね?いじらしくて可愛いじゃないの、今でもシェイドが大好きなん…」

バキィッ!!


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ーピサロの家ー

ウルリッヒ「いだだだだ…。前歯折れてる;全くシェイドはツンデレやんちゃなんだから…。」

エクレア「うえぇん!」グスッ!

ピサロ「二人ともなんで僕の家にいちいち来るの?;」

ウルリッヒ「いやぁなんとなく。ピサロの家が一番落ち着くし。」

ピサロ「はいはい;エクレア、いい加減泣き止みなよ;」


シェイドの受難はまだまだ続きそうだなとピサロは思ったのであった。


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あとがき


床下にずっと待機してたジャスティンも大概ヤバいよね(´ω`)笑

2017/1/17

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