●白いと青い エレベーターにて ****** 校舎に入れたは良いものの、やたらと広い。 「...案内してもらえば良かったかな...」 今更後悔。 でも、あの人口数少ないし絶対場が持たない。少し凶暴だし。 うん。あんな自分より体のデカイ人を二人も、あっという間に伸しちゃったし。 ....でも、気になる。何でだろう? 一人でう〜ん、と唸りながら進んでいると、エレベーターが目にとまった。 扉は今にも閉まりそうで、俺は急いで駆け出した。 「ま、待って!閉まるっ!」 ギリギリセーフ 何とか滑り込んだエレベーターの扉は静かにパタリと閉まる。 「はぁ、はぁはぁ」 急に走ったからか、息切れが激しく整えるのに時間がかかる。胸に手を当て、落ち着くのを待った。 その時俺は、前屈みな体制だったから気が付かなかったんだ。 「こんにちは」 そのエレベーターに他に人が居たことに [前へ][次へ] [戻る] |