だってそういうことでしょう
ワルイコト(C×Y)※
千里×佑真
罰ゲーム/露出等/だいぶ変態注意
情、の後
久々に千里さんの家に呼び出されると、たちの悪い恋人はものすごく良い顔をしていた。
「直人君、海斗のことフったらしいよ」
ぎくりとする。
・・・そういえばそんな事約束してたっけ。
「・・・そうなんですか。」
冷や汗を足らしながら言うと千里さんは形のいい唇をつり上げた。
「イイコトしようか」
ワルイコトに決まってる。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「千里さっ、もっ、やだ」
声をぎりぎりまで抑えて、千里さんの腕を掴む。
なんでも言うこと聞くとはいったけれど、こんなに変態みたいなことさせられるとは思わなかった。
「何がいや?」
「っ」
「こんなかっこで出歩いてること?首が苦しいこと?」
全部嫌だ。全部嫌だけど
千里さんの声がぐっと低くなる。
「それとも、ケツに玩具突っ込まれてること?」
「ひうっ、っ!、」
「わん、だろ。」
ナカに入っているローターが、けたたましい音を立てて震え始めた。
春だとは言ってもまだ肌寒い深夜の公園。人通りなんて全然ないけれど、公共の場である以上いつ人が通ってもおかしくない。
外灯に照らされた道は薄暗いはずなのに俺にとっては絶望的なくらいに明るい。
千里さんが提案したイイコト、は一日犬になることで。
散歩と称してつけられた首輪にはリードが繋がれていて、千里さんはその片方を持ったまま機嫌よく歩いていく。
まるでホントに犬の散歩をされているみたいな気分だ。・・・犬は俺だけれど。
ナカには遠隔操作の出来るらしいローターが入れられていて、余ったコードだけが太ももにバンドで止められている。
犬に服はいらないだろ、と裸に剥かれたけれど、せめてとコートだけは着ていられたのが唯一の救いだ。
その結果俺は首輪をつけられて、ナカにローターを入れられて、ついでに裸にコートだけというまるっきり変態みたいな格好で出歩かされていた。
こんなの、バレたら捕まるにちがいない。
それでもいやというほどに開発された体は、ローターが震えてナカのイイトコロに当たる度に頭を真っ白にしてしまう。
歩く度にナカのが当たる位置が変わって膝ががくがく震えて、それでも千里さんが歩くペースを変えないから、首が引っ張られて、無理矢理歩いていく。
多分こんなの、数ヵ月前の俺なら無理だった。
だけれどすっかり変わってしまった体は羞恥や苦しさでさえも快感に変えてしまう。
だめだ。こんなの、だめだ
歩けなくなって座り込んだ。
「これ、止め、とめてっ」
「わんは?」
いっそイってしまえれば楽なのに、中途半端に震えるローターだけじゃ駄目で、イけそうでイけない感覚が体を追い詰めていく。
「あ、わ、っ、ん」
「もうちょっと頑張ろうか」
涙目で見上げると、千里さんは満足そうに笑っていた。
口調は優しいのに、有無を言わせるつもりがない。
くいくいと首輪を引っ張られると、もう歩くしかないって分かっているけれど、立ち上がろうとするとローターが中で動いて、膝はやっぱり崩れて、地べたに座り込んでしまう。
「も、あるけなっ」
「いいよ。ここで誰か通るまで待ってようか」
イくとこ見てもらう?
千里さんが笑う。
背筋が凍った。
「やだ、やだっ」
「なら、あそこまで頑張って行こ。そしたらとってあげる」
千里さんが指差した先には明かりから取り残されて、忘れられたみたいな屋根付きのベンチがある。
遊歩道を外れて芝生の中を通ったとしてもあと、20メートルくらいだろうか。
いつもならなんてことないその距離が遠くてたまらない。
「ふ、あっ、」
やっとの事で必死に立ち上がって、肩で息をしながら遊歩道から外れて芝生の上を半分くらい。やっと灯りが届かないところまで歩いた所で、
「やっ、!だめ!待って、」
急にローターの出力があげられて、再び座り込む。
「コート汚れるから脱げば?」
千里さんは笑う。
涙目できっと睨み付けた。
他人事だと思って、意地悪してるのは千里さんなのに。
体が震える。
モノの先からは先走りがたれる。
「なんでも言うこと聞くんだろ?」
いっそイってしまいたいのに、イけない。
も、こんなの、歩けない。
千里さんが何をさせたいのか分かっていたけれど、それは恥ずかしくて、屈辱的でたまらない。
だけど。
俺は、指を震わせながら、コートを脱いだ。
全裸になって、腕で体を隠して。
没収したコートを片手に携えたまま、千里さんはリードを引っ張る。
俺は進まなくちゃいけない。
立ち上がれないまま、俺は四つん這いになって、ゆっくりと、まるでホントの犬みたいに必死で手足を動かした。
自分の息がうるさい。
寒いのに、暑い。
「すげー可愛い」
「へん、たい」
千里さんを見上げて睨み付ける。
こんなので興奮してるとか、ホントに変態だ。
昼間は子供とかが遊び回る芝生の上。俺は全裸で千里さんに散歩させられていて、ナカの刺激にだらしなくモノを勃たせたまま、
ああもう
なんだこれ、
暗い事だけが救いだ。
だけれど、人目はなくても恥ずかしくてたまらない。
これ、も、我慢できな、
やっと指示されたベンチについたときにはもうだめだった。
「ちさとさっ、も、ほし」
「なに?」
ベンチに座る千里さんの足の間に座り込む。
何やってんだろおれ、も、だめだ。
性急にベルトをカチャカチャ外そうとするけれど、焦って指がもつれる。やっと千里さんのモノを引っ張り出して、
「これが、ほしい」
千里さんの太いものを唇にくわえた。
かたい。あつい。
「わんは?」
千里さんが俺を見下ろす。
欲に染まった黒い瞳。
奥を覗いてしまうともうだめだった。
「わん」
「佑真はいいコだね」
こんな姿、千里さん以外には見せられない。
千里さんが頭を撫でる。
俺は。
「どうしてほしいの?」
「わ、ん」
がまんできない。はやく、シて。
催促するみたいに四つん這いでお尻を高くあげると、千里さんは笑った。
「わ、う」
コードが引っ張られて相変わらず震えっぱなしのローターがイイトコロを掠めて抜ける。
千里さんのモノが添えられる。
ああ、俺、こんなとこで。ホントに、雌犬みたいな
「あっ、あっやっ、はやく、」
「・・・へんたい」
涙でぼやけた視界の奥。
千里さんが笑った。
ずぶずぶと、焦らすみたいにモノがナカに入ってくる。
あ、そんな、うそだ。
「わっ、んあっ!あああっ」
「はやすぎ」
千里さんが苦笑するのを背中で聞いていた。
奥まで貫かれた途端にイくなんて、俺の体は、多分もうおかしくなってるんだとおもう。
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