◆〜88888HIT CLEAR 10000HITG ※R18 (嬉ション) ※小スカ注意 ご主人様が出張に出かけられて7日目。 今まで長くお傍を離れた事が無かったので、不安が無いといえば嘘になる。 まるで自分の半身のように傍にいるのが当たり前で、普通の事になっていたのが離れてみて良くわかる。 だけどご主人様が出かけられるといっているのだから俺が言う言葉は1つだけ。 「いってらっしゃいませ」 7日間ご主人様が帰ってこない以外、何の変化も無い日常。 朝いつも通りの時間に起きてご飯を食べて洗い物、洗濯をしている間に掃除をして洗濯物を干す。 書斎で本を読み、ご飯を食べ、また本を読む。 1つ違う事といえば外出の許可が出た。 食料の買出しや息抜きの為といわれたが、結局真実さんが買って来てくれたもので済ませてしまったので一歩も外には出なかった。 別に外が嫌いなわけじゃないが、出る気になれなかった。 玄関にぺたりと座り込み、天井の模様を目で追うように視線を走らせるとすぐに壁にぶつかって途切れてしまった。 「暇だな……」 そう思うのなら外に出ればいい。 外なら多少の刺激はあるし、飽きる事はない。 だけど、 「ご主人様……」 彼がいないと何もする気が起きないのだ。 まるで胎内の胎児のように身を小さく縮めるとゆっくりと目を閉じた。 彼がいないだけで、自分はこんなにも薄い存在になってしまう。そのことが恐ろしいような、嬉しいような不思議な気分だった。 浅い眠りを繰り返していた俺はいつしか深い眠りの底に落ちていった。 ガチャリと鍵の開く音に唐突に眠りの淵から解放される。 慌てて立ち上がるとあたりがもう真っ暗な事とこんな所で熟睡していた事にビックリする。 「ただい……セルヴァ?」 「ご、主人様……」 月明かりを背にご主人様が家に帰ってきた。 顔を見ただけで背中が粟立ち足が震える。 全身から力が抜けるような、緊張するような不思議な感覚、ただひたすらに、……嬉しい。 「真っ暗だから寝てるのかと思った、ただいま」 そう言って以前と変わらず優しい手で俺の事を撫でてくれるご主人様に返事をしたいのに声が出ない。 肺の中まで嬉しいが詰まって声が出ない。 ご主人様の撫でたところから体温が伝わり堪らなくなる。 瞬間、ありえない気配に思わず下肢を押さえて叫ぶ。 「っ……、な…んで! 嫌、止まってっ!!!」 ようやく出たはずの声はご主人様のお仕事を労うものでも、帰宅を祝うものでもなく ……自分の放尿に慌てるものだった。 内股気味に足を寄せたり股間を押さえて何とか放尿を止めようと力を込めるが、1度放出されたは治まる気配がなく指の間からショロショロと零れ落ちる。 ズボンに染み込み太ももを伝う感触が気持ち悪く俯き目を瞑ろうとすると、ご主人様の手が俺の顎を掴み強引にそちらを向かせる。 「こっち見たままして」 粗相をしているというのに、ご主人様は嬉しそうに空いた手で俺の乳首を服の上から擦る。 服の上から擦られるもどかしい刺激よりも、ご主人様の視線に感じてしまう。 ブルブルと排泄の快楽と視線の羞恥に震えながら、俺はお漏らしをし続けた。 そうして全て出し切ると、押さえた手からしずくを垂らしたまま床にへたり込んだ。 ビシャリと音がして座り込んだ生暖かい液体に涙が出そうだった。 「うーん、嬉ションとは想像以上だったなぁ」 ご主人様が何かをつぶやきながら上着を脱ぎ、腕をまくる。 足の位置を指示されて不安に思いながらも従うと、膝裏に腕を入れられ持ち上げられる。 「服が、汚れます!!!」 「汚れて困るのは脱いだから大丈夫」 風呂場に運ばれる間にもズボンから尿が零れ、ポタポタと廊下に水跡を作り情けなさで消え入りたかった。 俺に気を使ってくれたのか、脱衣所ではなく洗い場に下ろされ体を清める事を命じられる。 「あの、掃除を…」 「俺がやるからセルヴァはそっちね」 脱衣所にある掃除用のバケツを掴み立ち去ろうとするご主人様に慌てて声をかける。 「でも俺が!」 「もたないから」 「は?」 言われた意味がわからず素っ頓狂な声が出る。 もたない? 「掃除が終わったらすぐ挿入るから解しておいて」 ご主人様の手が備え付けの棚に伸び、何かを掴むと俺に向かって放った。 放物線を描いてそれの胸元に落ちたそれは、ローション。 途端に顔が赤く染まり、言われた意味を理解する。 「出張で我慢してたのに、誘ってくるセルヴァが悪いんだよ?」 恥かしさと期待で、悪戯そうな表情で笑うご主人様の顔をまともに見る事は出来なかったが、こくんと頷く。 くしゃりと髪を撫でられ、ご主人様の手で風呂場のドアが閉められる。 ばたんと音が鳴ると同時に色々な事に耐え切れず、へなへなとその場に座り込んでしまった。 パシャリと水音がして俺の内部を穿つご主人様のモノが内壁をずるりと動く。 「はぁ、ん……―」 風呂の中で向かい合ったまま繋がって、ご主人様の長大なモノでゆるゆると貫かれる。 激しく貪るようなセックスではなく、お互いを確認するような優しいセックス。 腕をご主人様の首に絡め軽く唇を重ねるとご主人様の舌が歯列を割り、俺の舌を優しく吸い上げる。 口の中で舌が絡み合いピチャピチャと淫靡な音を立てた。 「キスすると中が締まるね」 指で肉輪を撫でられて腰が跳ねる。 ご主人様のモノをくわえ込んで敏感になっているそこにはその刺激だけでも辛いのだ。 「イきそう?」 「はぃ……」 お湯の熱の所為だけではない頬の赤さに気付いたご主人様が、抱えあげるようにして繋がったまま立ちあがる。 その衝撃で最奥まで貫かれた俺は目の前が白く濁りそうなほどの快楽を何とか歯を食いしばって耐えた。 押しつけられた壁が背中で冷たく、遠のきかけた意識を覚醒させた。 向かい合って片足だけご主人様の腕で抱えられ、露わにされたそこは、ヒクヒクと震え誘うように蠢いていた。 「動くよ」 「っ、あぁああ……」 深く抉られていた部分から強引に引き抜かれ、内壁を擦られる感触に喉が反るほど気持ちいい。 次いでまた奥まで貫かれる。 生理的な涙が浮かび享受しきれない快楽が、ペニスの先から溢れて水面を揺らした。 「ごしゅじ、さ、まぁ……も、ぅ…っ……――!」 「俺もいきそ……。いいよ、イって」 焦らすことなく思い切り前立腺を擦りあげられて、気の遠くなるような快楽で全身がブルブルと震える。 「…、あ、ぁああぁあああぁぁあ!!!」 結んでいた唇が耐え切れず喘ぎを漏らすと同時に思い切り精を放出した。 ご主人様がいない間溜め込まれたそれは、どろりと粘度が高く、飛ぶというより垂れるようにお湯に落ちていった。 射精の悦楽でヒクヒクと震える秘所の最奥でご主人様のものが爆ぜる。 内壁に吐き出されたそれは普段より大量で、俺の中と心を満たしていった。 風呂から上がりベッドの上で2人ゴロゴロする。 会わなかった時間分べたべたしたいのに、会わなかった分照れくさい。 優しく撫でてくれるご主人様に向き合って、やっと俺はこの言葉を言った。 「お帰りなさい」 一瞬ご主人様がきょとんとした顔をして、ゆっくりと微笑んだ。 「ただいま」 Y様リクエストありがとうございます! 嬉ション、状況的にはこれ以外考えられなかったのですがどうでしょうか? 楽しんでいただけたら嬉しいです。 最近セルヴァの下がガンガン緩くなってて、そのうちお漏らしキャラにでもなりそうで怖いですw MキャラMキャラ……自分に言い聞かせないと忘れそうです。 [*前へ][次へ#] [戻る] |