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◆〜88888HIT CLEAR
10000HITA-2 ※R18
(4Pもどきの見せ合いSEX)
SIDE:ALL

セルヴァの中から自分のモノを抜き取ると、セルヴァが小さく喘ぎ物足りなそうに俺を見る。
俺もセルヴァもイってないし、散々昂ぶらせたセルヴァにはこの中途半端な状況は辛いだろう。

「セルヴァがやる? 俺がやる?」

「え?」

真実達を顎でしゃくり注視させる。

「濡らし方足りなくてあそこで止まってんの」

「や、やるって何を」

「舐めるんだよ」

ニッコリと微笑む。
そういえばセルヴァは俺以外の経験がない。
他の人間のモノを舐めるなんてこれから先も無いと思っていたがいい機会かもしれない。
他の敵になりそうな奴ならまだしも、こいつらなら敵にならない。

「前に俺の舐めたみたいに舌で濡らしてあげるんだ」

「え、兄貴アナルヴァージンセルヴァに上げちゃったの?」

「まだ」

「まだって事はいつかやる気なんだ、ラブラブー」

「他の奴にやらせてやる気は無いが、セルヴァが欲しいならね」

本音だ。
セルヴァが欲しいというかは別としてそのうちプレイの一環としてセルヴァの童貞も貰っておこう。

「やる?」

首をフルフルと振る。
真実だけならまだしもフェデルタのものが挿入っている場所を舐めるなんて嫌なのだろう。
想定内の反応だが、絡め手で責めていく。

「じゃあ俺がやるわ」

「え?!」

そのまま真実達の方に歩を進めるとセルヴァの手が俺の足を掴む。
予想通りの動きをしてくれて本当に可愛い。

「な、何で…」

「だって痛そうだし、セルヴァ嫌なんだろ?」

「でも……」

泣きそうな顔に中途半端で放り出されてる俺のペニスがヒクつく。
このまま泣きそうなこの顔にかけてしまいたい衝動に駆られるが、グッと堪える。
これを我慢したらもっと美味しい思いが出来るのがわかっているからだ。

「いや、他の人にしちゃやです……」

セルヴァの頬を堪えきれず涙が流れる。

「嫌なの?」

コクコクと頷く。
その頭を撫でながら確実に追い詰める。

「じゃあセルヴァがやってくれる?」

ヒュッと息を飲む音が聞こえ、縋るような目が俺を見るがその表情が凍りつく。
本当に賢いよね、俺の悪魔は。
俺が初めからその気だったのにすぐ気付いてくれる。

「返事は?」

「…………、は、ぃ……」

エスコートするようにセルヴァの腕を引くと2人の近くまで行く。
足取りは重くふらついているが許す気はない。

「鬼畜ー」

「何のことだ?」

責める口調の真実に極上の笑顔で応対する。
肩を竦めてどうしようもないなという反応をする弟はよき理解者だ。

「さあ、出来るねセルヴァ」

結合部に顔を近づけさせて、優しい口調で命令する。
興奮と絶望の綯い交ぜになった表情で俺を見るが許してやらないよ?

「上手に出来たらご褒美あげるからね」

セルヴァのペニスがピクリと揺れる。
わかりやすくて、いやらしくて、可愛い悪魔。

ゆっくりとセルヴァの舌が突き出され、そして結合部に触れる。

「んっ!!!」

真実の体が跳ね、フェデルタの詰まったような声が聞こえる。
真実はともかくフェデルタにとっては始めての体験だろう。
なるべくフェデルタに触れないように、真実のアナルを濡らそうと舌を動かすセルヴァの頭を掴みフェデルタの幹に導く。

「ほら、良く濡らしてあげないと」

「ん゛ん゛ぅ―…っ!!!」

「あっ、あぁ!!!」

嫌がるセルヴァに突然、強い快感を与えられたフェデルタが喘ぐ。

「俺の指の通りに舐めてご覧」

血管を指でなぞりセルヴァの舌を誘導する。
いやそうに眉根を寄せながらも従順に舌を動かすセルヴァに俺のペニスが熱くなる。

快感のスポットを突かれてビクビクと震えるフェデルタのペニスからは大量の先走りが垂れているだろう。
もうそろそろ頃合かな?

「真実動けるか?」

「ん、やってみるー」

腕に力をいれて体を少しずつ動かす。
舐められて濡れたのと、フェデルタの先走りで濡れた内壁が、ニチュニチュと音を立てて滑り始める。

「あ、…はぁ、いけそう……」

「そうか。セルヴァ」

「……ふぁい」

「良く出来たね、ご褒美」

やめていいという指示をしていない為、まだ真実たちの結合部に舌を寄せていたセルヴァに後から犯す体勢で一気に挿入れる。

「っ、あ゛あああぁぁああぁあ―っ!!!」

敏感になっていた内壁を擦り上げられた衝撃でセルヴァの喉から絶叫があがったが、それを気にすることなく擦り上げると、獣のような喘ぎが間断なく聞こえてくる。

「ひぃ、あが、いやぁ……、ごしゅじん、さま…ここじゃ……」

「うん? ちゃんと続けられないんだったら止めちゃうよ」

ああ…と弱弱しい喘ぎが聞こえ、舌が動く音が聞こえてくる。
俺からは良く見えないのが残念だ。

「フェデルタ、俺ももう駄目、動くから」

「ちょ、ちょっと待て、この状況でか?!」

「だって俺も欲しいもん、2人だけずるい」

クチュクチュと音を立てながら腰を揺すっていた真実が耐え切れず抽挿を開始する。

「あ、あぁ、ぅうん……、あ、はぁ……」

「くっ…、は―…!」

絞る取るような動きを加えつつ真実のアナルがフェデルタのモノを締め付ける。
腰を打ち付ける音が響くいやらしい空間を支配しているような不思議な感覚。
下を見れば愛しい悪魔が快感を享受しながら必死で奉仕を続けている現状。

(凄い快感だな、これも)

でももうそろそろ甘やかしてやりたい。

「セルヴァ、こっち向かせるよ」

ペニスを中ほどまで抜くとセルヴァの体を器用に裏返し向かい合う。
淫液と唾液と涙で濡れた顔はお世辞にも綺麗とは言えないけど、俺の好きな表情で彩られていた。
舌でそれらを舐め取り、そのまま口内を貪る。
それを悦ぶようにアナルがキュッと締まり、俺のペニスを刺激した。

太腿を掴み強引に割り開くとそのままガツガツと突き入れる。
最奥まで貫き入り口まで引き抜く、悲鳴は全て俺の口の中に消えて快楽の証拠は俺の背中に刻まれた爪あとだけだろう。
だけどこれ以上セルヴァをわけてやる気もない。

「一緒にイこうか」

口を離して耳元で言うと、頷いてまたキスをねだるセルヴァに惜しむことなくキスを送る。
角度を変えて思い切り突き入れると、セルヴァの体がビクビクと震え、背中に鋭い痛みが走る。
腹に熱いセルヴァの飛沫を感じながら、俺もセルヴァの中に思い切り精液をぶちまけた。

ドクドクと注ぎ込む感触が気持ちよくてセルヴァのものを刺激しながらゆるゆると腰を振る。
ここは俺専用だと主張しているみたいで、内壁にマーキングするように精液を塗りたくるのが俺は好きだ。
快楽で震えるセルヴァの体を抱きしめながら真実たちを見ると、既に1回終わり今度は後背位で激しく体を震わせていた。

「俺達はどうする?」

一応聞いてみる。
体や精神に負担がかかっているはずだからやめても構わないが、おそらく答えは決まっているだろう。
擦りあげていたセルヴァのものが再び熱を持ち始め、気持ち良さそうにピクピクと震えていた。

「…………俺も、してください」

小さいけど確かに聞こえる声でねだる恋人の額に小さくキスをして、既に硬さを取り戻していた俺のペニスの抽挿を開始した。



「気持ちよかった!」

あぐらをかいた俺の上に座って満足そうに笑う真実に俺はガックリと肩を落とす。
確かに気持ちよかったが、これから俺は命の危険に晒されるのだ。
なにせあのセルヴァに舐めさせたという事実。

(夜の1人歩きはやめよう)

夜の散歩が好きだったが、絶好の殺害日和となってしまう。
まともに対峙すれば適うはずもない相手だ。

「今度夜の散歩付き合ってくれ」

「エロイ奴? 首輪と裸で乳首にクリップ?」

「違 う !」

嬉しそうに俺の上で笑う真実の笑顔に癒されるような、全ての原因として苛立つような複雑な感情だ。

「楽しそうだな」

「うん、俺達ラブラブだもんねー」

「そうだな……」

反論する元気もなく顔を上げると、くったりと全身から力が抜けて正義に支えられたセルヴァと目が合う。

(ヤバイ……!!!)

先ほどまで激しい運動(?)をしていてもう出ないというほど汗をかいたはずなのに何処からこの汗は生まれたのだろう、大量の汗が噴き出した。
逸らす事も出来ずに、相手の反応を待つが何の反応も返ってこず逆に不安になる。
が、次の瞬間顔を真っ赤にして逸らされる。
どういう反応なんだそれは?

「照れてるー」

「ち、違います!!!」

「素直じゃないな、セルヴァは」

「ご主人様まで何を……!」

「フェデルタに見られて感じちゃったのが恥かしいんだろ?」

「ち、ちが……」

「違うの?」

「違わないでしょ、だってまた勃ちそうじゃん」

「や、ち、ちがっ―!!!」

真実の言葉で顔を下肢に下げると、そこはゆるく勃ちあがりかけていた。

「見てんじゃねえええええええええっ!!!」

カーンと良い音を立てて傍にあったゴミ箱が俺の頭に直撃した。
すぐ傍にいる真実に当たらないように投げる見事な魔力のコントロール。

「弱いぞ、フェデルタ」

「突然すぎて……」

中身が零れないようにゴミ箱を置くと、それを狙ったらしい正義がセルヴァの顎を掴んでお仕置き中だった。

「誰が魔力使っていいって言ったのかな」

「あ、う、ぅ、あぁ……ご、ごめん、な、さ……」

恥かしさと恐怖と申し訳なさとお仕置きに対する期待でセルヴァの目が複雑な光を宿す。

「いう事聞けない悪い子は……」

「ひっ―…!」

セルヴァの悲鳴が上がり2人の続きが始まる。

「俺達は風呂場で犯らない?」

「あいつらが見えない場所ならもう何処でも良い……」

嬉しそうに次を誘う恋人に、投げやりに返事をしながらキスをした。

END



toki様のリクエスト「悪魔調教で4Pというか見せ合い?っぽいの」です。
リクエストありがとうございました。
題材が美味しすぎて終止楽しく作業できましたw

うん、本当は真実にセルヴァのを舐めさせようと思ってたんだ。
でもそうなると残るキャラが正義とフェデルタで……。
ガチに調教にいきそうだから怖いよね、正義さん。

受け同士だと真実×セルヴァ
攻め同士だとフェデルタ×正義なのに
悪天だとセルヴァ×フェデルタな不思議!
スイマセン、妄想です。

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