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逢い引きの約束

流川「腹もふくれたし…俺は風呂に行く。」

晴子「あ、うん…ありがとう流川くん」

《パタン》


─そして2人きり─

「桜木…くん?大丈夫…?」

グッタリした様子の花道の肩に触れる。

花道「美味かったッス…ありがとう晴子さん(ニッコリ)」

晴子「ごめんね、私自分がこんなに料理音痴だとは…」


花道の背中をさすりながらポツリポツリ言う。

「晴子さん」

真剣な眼差しで言う。

「はいっ。」

その気迫に晴子もキリッとする。


「あとで渡したいものがあるので、2人きりで会ってもらえますか?今は手元にないので…」


「はい…」

晴子は少し驚いて、照れる。


「じゃあ俺も風呂行きます!!!」

花道がドアに手をかけると晴子が花道のTシャツのすそをつかみ…


晴子「私も一緒に」

花道「ええ?!!一緒に??!」

晴子「??一緒に入るわけじゃないのよ?」

花道「あ、ははは!!!わかりました!!一緒に…ま、参りましょうか!!」


カチコチとぎこちない動きで家庭科室を後にすると2人は銭湯へと向かった。



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