おかわり!
『………不味い』
最初にそれを口にしたのは三井だった。
「なんだコレ?!まっじぃ!!」
《ダダダダダダ》
三井「もがっ」
花道が三井の口を押さえ込む。
花道「………飲め…」
三井「んー!!!んんんん!!!(なにすんだコラー!!)」
晴子「………え。不…味い?」
サァと血の気がひく。
桜木「おいコラ!!美味いだろ!!ほらほら俺なんか美味すぎて……」
《バクバク…ガリッ煤c…モグモグ》
宮城「げっ煤v
「お、おかわりお願いします!!」
晴子への愛と根性で食べた。
宮城「だ…大丈夫か…」
小暮『なんだ…?もしかして晴子ちゃんが作ったのか…?』
彩子「……う…」
赤木「…………。」
流川「………マズい…」
晴子「!!!!」
《ダダダダダダ》
花道「おいコラー流川!!」
流川「なんだよ」
花道「美味いだろが!!」
流川「マズいもんはマズい。」
グサッとスプーンをカレーに刺した。刺さるほど固いカレー…恐るべし晴子。
『ひぃ!!』
花道「あ゛─てめぇ晴子さんの料理を!!」
晴子「まずい…まずい…私の料理…まず…い」
呪文を唱えるように呟く晴子。
赤木「ん…?コレは晴子が作ったのか?」
晴子「…うん」
涙目でうなづく。
赤木「…なんでまた。当番は桜木と宮城だろう。」
“晴子さん…っ”
とうとう泣き出した晴子に花道すらもらい泣きする始末。
花道「ゴリッすまん。俺らが失敗して、晴子さんがあとから作り直してくれたんだっ」
な?リョーちん?と、宮城にふる。
「そうなんだ。けど俺ら(主に花道)があんまり不味く作ったんで晴子ちゃんの力を借りてもどうにも……」
赤木「なるほど。なら宮城と桜木の二人で責任もって食え。俺らは弁当を買ってきてそれを食う。」
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