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「よっ花道!テストどーだった?」
「夏樹さん…」
「その顔じゃ赤点確実?」
「もー全然ダメッスよ…昨日一応勉強したのに」
「うそ!!勉強したの?!花道が?!」
「はい…。いいくに作れよ江戸幕府とか」
「違う違う。全部間違ってるよそれ……いい国作ろう鎌倉幕府だよ…けどそれ覚えても全然意味ないよ…。出題範囲は明治維新からだもん」
「めいじいしん……?」


あ、初めて聞く顔ね、それわ。

「でも花道は部活がハードだから勉強に身が入らなくてもしょうがないかもね」
「俺眠くなるんスよ勉強すると…」
「でも花道はバスケすごいもんね!天性の才能って言うか」
「そーッスか?!」


うひゃ、この眩しい笑顔。キラキラの太陽そのものだ。私は花道が好き。大好き。花道と話してると、こっちまで笑顔になっちゃうの。自然体でいさせてくれる人なんだ。


「花道、バスケそんなに好き?」
「だいすきっス!!!」



くっはー…!!
今の言葉を脳内変換させてしまったわ。もし花道に好きって言われたら…って。あり得ない話。花道には花道の太陽が存在してるからね。



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あきゅろす。
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