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「行きたないわ!!エロイビデオに埋もれた部屋なんか入りたないわ!!」


夏樹は一体俺らにどんな幻想を抱いてたんやろう。俺らがエロビ持ってたりコンドーム持ってんのがそんな気に食わへんのか?...俺かって、色々考えて、距離置いとったのに…。
部屋に上げられへん理由くらい悟ってくれや。


「二人だけずるいわ…うちだけ仲間外れやんか」
「俺は別に構わんで?お前が家に遊びに来ても。そやけど嫌なんやろが」
「じゃあ実理ちゃん家に遊びに行く」
「なんでやねん。俺んち来たらいいやんけ」
「烈はすぐ叩いたりつねったりするんやもん。暴力反対」
「それはお前が悪いからや。タラコんち行くぐらいやったら俺んち来い。アイツはもう昔のアイツとちゃうぞ?獣やぞ?」


夏樹は二人とも嫌いやと言って教室を小走りに出ていった。


私の綺麗やった三人の思い出を返せだのなんだのと喚いてから。




.....俺はお前に、昼休みを返せと言いたい。










End.

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