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私立鈴華学園
T
目が覚めると諒ちゃんの部屋。
どうして?
ゆっくり身体を起こすと
「おはよう壱華」
ドアが開き近付いて来た諒ちゃん。
「おはよう」
挨拶するとチュッ、キスしてくれた。
「あのさ、壱華。お願いあるんだけど良いか?」
ん?何何ぃ〜?
「諒ちゃんの頼みなら何でも聞くよ?」
珍しいな諒ちゃんが此所まで腰低くして頼むなんて。
「ピアス着けても良い?」
「諒ちゃんが着けるの?」
「いや、そうじゃなくて壱華に着けて欲しいんだ」
・・・・・・・・・えっ、えぇっと痛いの嫌。
「俺開けてないし、痛いの怖いよ?」
上目遣いで告げると
「大丈夫。痛くしないから」
ど・何処から来るのその根拠は?
ニッコリ微笑まれた。
でもこの笑顔安心する。
「大丈夫だから」
優しく囁かれる甘い声。
どうしてこんなに安心出来るんだろう?
「分かった。良いよ」
震えながら服を掴んだ。


「・んっ、ゃっ、怖い」
ああ、大好きな筈の笑顔が凶悪に見えるのは目の錯覚か?
「ならキスしててやるから」
え?
「なら怖くないだろ?」
う〜ん?
「スッゴク気持ち良くしてくんないとダメだからね?」
可愛らしく頼むと
「手加減しねぇから安心しろ」
微笑まれた顔が物凄く格好良く見え
「好・き」
自ら口付けた。

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あきゅろす。
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