[携帯モード] [URL送信]

私立鈴華学園
T
「ただいまぁ」
諒ちゃんに送って貰い部屋に帰ると
「遅いっっ!!!」
完全御立腹状態の梗壱が居た。
あ〜あぁ、綺麗な顔が台無し。
「ごめん梗壱」
謝ると
「なんでソイツ居るんだよ」
怖い顔で聞かれた。
「送ってくれたの」
笑顔で説明すると
「オイお前。壱華とどういう関係だ?」
諒ちゃんが睨まれた。
梗壱怖いよ。
「なんだ壱華。言ってねぇの?」
諒ちゃん?
見上げると
「んっ。は・ぁぁん」
キスされた。それもスッゴク濃厚なヤツ。
頭がポヤァーンってする。スッゴク気持ち良くて
「諒ちゃ・ぁっ、もっと頂戴?」
ねだった瞬間
「壱華ぁっっっっ!!!!!!!!」
又々怒鳴られた。
あ〜もぉ鼓膜破れるからぁ。
「なんだよ梗壱」
顔をしかめながら呟くと
「今すぐ壱華から離れろ」
再び梗壱が諒ちゃんを睨んだ。
なんか殺気立ってるし怖いなぁ梗壱は。
「壱華コイツと付き合ってんのか?」
キツい口調。
「付き合うって?」
「恋人かって聞いてんだ」
「えっ、恋人って?諒ちゃんは壱華の師匠だよ?」
キョトンと答えると
「「はぁぁぁぁあぁぁ!?」」
梗壱と諒ちゃんがハモった。
ん?2人共息ピッタリじゃん。
もしかして意外と気が合うのかなぁ?

[次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!