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私立鈴華学園
T※
「力抜けよ?」
クスリ笑われる。
久々で緊張して無意識に入る力。
「大丈夫。壱華が嫌がる事はしないから」
優しく宥められ
「諒ちゃんにならされても良いよ?」
嬉しくなって抱き付いた。
「ん、ふぅ・んぁ」
重なる唇。物凄く甘い。
「ぁっ、諒ちゃん好きぃ」
キスの合間に零すと
「んんっ、ふぁぁっ」
深まる口付け。
諒ちゃんのキス大好き。
「ね、もっとして?」
ねだると
「可愛いな壱華は」
優しく微笑んでくれた。
どうしよう、俺諒ちゃんに溺れてるかも。
「ん、んんんっ。は・んっ」
繰り返す口付け。
ツゥゥ―――っ。ドチラのか分からない唾液が顎を伝うとレロッ、舐め取られた。
その何気ない仕草にさえときめく俺は重症だ。
瞼を開けると一瞬絡み合った熱い視線。
ああ、もうダメ。限界。
「抱いて?諒ちゃん」
甘える仕草で深く口付けた。

「ぁっ、凄ぉっっ」
久々に感じる諒ちゃんの熱は熱くて、一瞬で俺を蕩けさせた。
「ぁっ、諒ちゃ・っ。好・きぃ。大好きなの」
何度も名前を呼んで、何度も好きだって告げた。
「ぁ・はぁぁぁん。ソ・コ、ソコもっと。もっとしてぇ」
ああ、なんてはしたないんだ。諒ちゃんが欲しくて堪らない。
「あぁぁんっ、諒ちゃぁ・ん。もっと、もっと壊してぇ・っ」
完全に快楽に酔った俺は貪欲に諒ちゃんを求め続け、何度も意識を手放した。

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