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軽く焦る俺を無視し
「ひゃぁんっ、ゃぁ・ソ・コダメぇっ。ゃん、トシぃ。も・変・になっちゃ・うからぁ・・・・っ」
土方は律動を激しくした。
リズミカルに動かされたと思いきや、突然回さる腰。抜けるギリギリの所迄抜かれ、激しい消失感に襲われた瞬間一気に最奥迄満たされる。胎内を抉る様に乱暴に貫かれ、強引な抱き方かと思えば。突然緩やかに揺さぶられて少し物足りなさを感じる。強引さと優しさが入り交じった不思議な抱かれ方に、俺は完全に翻弄された。
ああ、気持ち良過ぎてどうにかなってしまいそう。
胎内に何度も放たれる熱い液体。動く度、ジュプジュプと卑猥な音を立て泡立つ。
度を過ぎた快感のせいで、クラクラ眩暈がした。
「ぁ、ふ・ぁあっ」
出し過ぎて掠れて来た声。吐き出す液体も薄まり、腕の力も抜けてきた。ソロソロ色々な意味で限界。
「も・無理ぃ・・・・っ」
弱々しく頼んでも土方を煽るだけみたいで、
「あと1回・な?」
レロッと口腔内を舐めらめながら微笑まれ、真っ青になった。
あ・あの土方?前回も思ったんだけどさ、お前まさか・絶倫だったりぃい!?
「ね・俺ちょ・っと疲れちゃったから・さ?」
笑顔で懇願。
「ぇっ!?ごめんっ。俺・足りなくてさ」
物凄く残念そうに言われる・・・なんかシュンッてうなだれてるしさぁ、犬耳と尻尾が見えそう。クゥンクゥンッて犬の幻聴迄聞こえて来たし。
「・・・・ごめん」
泣きそうな顔をされ
「謝んなよ。あと1回位なら付き合ってやるからさ?」
口付けながら微笑むと
「好きだ・銀時」
深まったキス。
限界なんだけどさ、土方に求められるのは物凄く嬉しいから。
ねぇ土方。これからも沢山沢山、両手で数え切れない位愛してね?
「愛してるよトシ」
キスに応えた。




結局その後、5回抱かれた。化け物か土方?
合計何回抱かれたか分かんないし。全身痛いし、力入んないしさぁ。
「トシ」
「ん・どうした?」
「次からは回数減らせよ?」
遠慮がちに頼んだのに
「無理」
笑顔で躱された。って何故ぇ?
「ちょっ、なんで?」
慌てて聞くと
「可愛いから」
極上の笑顔を見せられ、ボンッ効果音が出そうな位瞬時に真っ赤になってしまった。
ま・負けた。俺土方の笑顔に弱いんだよなぁ。ソレ以外にも弱いし。惚れた弱みってヤツか?
「銀時?」
名前を呼ばれ『幸せだから良いか』
「お腹空いたね。なんか作るよ」
力の入らない身体を無理矢理動かしながら立ち上がった。

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