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V
最初は遠慮がちに。けれど段々と加速して行く律動に
「は・ふ、んっ、はん・はぁぁんっ」
女性の様な声が出る。
耳を疑いたくなる位高くて甘ったるい声に激しい違和感を抱いても、やはりコレは自分の声で。
「嫌っ、声・聞かないでっ」
物凄く恥ずかしくて目を瞑ったのに
「ダ〜メ。今日は声が枯れる迄たっぷり啼かせてあげるからさ。一杯聞かせてよ?可愛い声をさ」
楽しそうに告げられて
「・・・意地悪・っ」
軽く睨んだ。

「ん・はぁんっ、はん・ぁぁ、ふ・ぅん、ふ。ぁぁん、ト・シぃ」
「ャッ、ダメ。ヤダ・又イッちゃ・ぁ・・・・・っ」
部屋中に響き渡る俺の声と濡れた音。肌のぶつかり合う音迄混ざり合い、聴覚迄犯される。尚且つ時折聞こえる土方の熱い吐息が最強に艶っぽくて、俺は
「んぁあああああんっ」
何度も白濁を零した。
って、別に早漏とかじゃないからな?コレは気持ち良過ぎるからで。ってあ〜何1人余計な事グルグル考えてんだよ。
真っ赤な顔で黙り込んだ俺に
「へぇ〜。まだ考え事出来る余裕あるんだ」
意地悪な声が聞こえる。
いや、別にコレは余裕とかじゃなくてだな。ちょっと考え事を。って、ちょっと何ぃい!?

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