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丁寧過ぎる位全身を舐め尽くされ、羞恥で眩暈が起きる。
信じられない位甘ったるい媚びた様な声が耳に入り込む。『誰の声?』不思議に感じ土方を見詰めると
「スッゲェ可愛い声」
嬉しそうに囁かれ、『嘘・コレ俺の声なのか?』自覚させられ慌てて両手で口を塞いだ。
が、
「ダメだよ、もっともっと聞かせて?」
ニコニコ上機嫌に頼まれ、嫌とは言えなくなった。
狡いよ土方。そんな笑顔で頼まれたら断れないじゃんか。
どうやら恋愛はより深く惚れた方が負けらしい。俺は土方を拒めない。
恥を捨てて唇を押さえていた手を離した。
「素直な子は好きだよ?」
チュッ、すぐさま御褒美のキスが貰えて
「土方ぁ」
嬉しくて甘えた声で名前を口に出した。

「んぁ・ぅ、っあ。は・ぁっ」
抑える事の出来ない声。
「ゃぁ・っ、ヤ・ダぁ」
最強に恥ずかしい秘所への愛撫。クチュクチュ濡れた音が羞恥心を煽り、余計興奮してしまう。
余りの快感でイきかけ、
「ィヤ・ダ、止・めて・・・・・っ」
焦って土方の愛撫を止めさせた。
「痛かったのか?」
心配そうに聞かれ
「違う・の。イク時・は・一緒が・良いから」
全身を紅く染め上げながら俺は言葉を紡いだ。
物凄く恥ずかしくて、土方の顔が直視出来ない。
チラリ、盗み見る様目線を向けると
「良いよ。一緒に逝こ?」
スッゴク嬉しそうに微笑まれ『あれ?俺・なんか喜ばせる様な事言ったっけ?』少し驚いた。
「力抜いとけよ?」
そう言われ力を抜くが、
「んぁあっ!!!」
尖端が入り込んだ瞬間無意識に強張る身体。
「大丈夫だから」
宥める様、何度もキスをされて漸く力が抜けた頃
「ん・はぁ、んん・ふぁあああぁんっ」
中を傷付けない様、労りながら侵入された。
無駄な力が入る度、前を刺激され痛みと心地好さで不思議な感覚に陥る。
甘いキスで完全に無抵抗になった瞬間、思いっ切り奥迄挿入され
「ひゃあぁぁぁぁんっっ」
物凄い電流が身体を貫いた。
スッゴク痛いのに、微塵足りとも嫌じゃなくて。
「嬉・しい。今、俺ん中・に・トシが居るの?」
口に出すと
「ああ。お前ん中・スッゲェ熱くて気持ち良い」
極上の笑みが向けられドクンッ、無意識に胎内の土方を締め付けてしまい
「ヤッベ、今イきかけた」
苦笑いをされた。
そんな他愛もない仕草さえ愛しくて
「ね・もぉ動・いて?」
恥ずかしさを堪え、耳元に甘えた声でねだった。

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