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「なんで謝るんだよ?ワケ分かんないし」
必死に笑顔を作りながら言われて
「銀時」
名前を呼び、抱き寄せた。
「土方?」
放心状態の坂田を強く抱き締めながら閉める玄関の扉。
閉まるのを確認すると、すぐさま口付けた。
「んっ、ゃぁっ!?」
坂田は物凄く驚いたらしく、目を見開いた。
あっ、突然過ぎたか?俺。
ゆっくり口を離すと
「避けてごめん」
婚約の事と自分の気持ちを全て、包み隠さず坂田に告げた。
秘密にしたせいで傷付けたんだ。これ以上傷付けたくない。
「本当にごめんな?」
告白した後も謝って
「もう嫌いになっただろ?」
苦笑すると
「ねぇ、俺の事・好き?」
泣きながら聞かれた。
「愛してるよ」
優しく微笑みながら告げると
「ならキスして?」
可愛く言われた。
って、可愛過ぎだから坂田っっ!!潤んだ瞳での上目遣いと弱々しい声。尚且つ震えながら掴まれた洋服。
コレスッゲェ来た。坂田マジで可愛いし。

久々に直視した坂田は異常な位可愛く見えて、俺は
「・ん、んんっ・ふぅ・ん、っぁ。はぁ・ん」
角度を変え、何度も何度も坂田の唇を奪った。
ああ、スッゲェ甘い。甘くて気持ち良くて、病み付きになる感覚。
「好きだ銀時」
キスを中断し、正面に向き合ってキッパリ伝えれば流れ出す涙。
又泣かせてしまった。
綺麗な雫が勿体なくて目尻から頬へ舌を這わす。全て拭い切ると
「・・・・此・処にもし・て?」
恥じらいながらキスを促され、ヤバい位興奮した。

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