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銀時SIDEW-T
あったまイテェ―っ。なんかスッゲェズキズキする。なんだこの痛み?痛む頭に手を添えながら瞼を開けると
「なっ!?」
金時が俺を抱き締めて眠っていた。
何コレ?何も覚えてないんだけど?
確か昨日媚薬入りのジュース飲まされて何か変なジェルみたいなの付けられた様な?
ってその辺りから記憶消えてるし。一体何があったんだ?そう考え金時の腕から逃げようと試みたが
「イッテェ」
下半身に鋭い痛みが走った。なんか全くと言って良い程力入んないし一体どうなってんだよ?
取り敢えずコイツが起きんのを待つか。なんか分かんないけど物凄く身体痛いし。
再び瞼を閉じ睡魔に襲われ始めた頃、サラリ前髪を触られ目を開けた。
「おはよう銀時」
爽やかな笑みにえっと今何時だ?時計を見ると
「ちょっ、なっ!?もぉ朝んなってるし?」
目を見開いた。
何コレ、マジでワケ分かんねぇ。なんで気が付くと朝になってんだよ?何この空白の時間。一体何があったんだ?
「金時。昨日俺に何かした?」そう聞こうとしたのに
「ちょっ!?金時ぃ?」
突然姫抱きされて焦った。ちょっとオイ金時。お前何突然俺を抱き抱えてんの?
ワケが分からないまま放心していると辿り着いたのは浴室。
「洗ってやるよ」
膝に座り直させられ、シャワーを適温にすると金時は俺を洗い始めた。
えぇっと金時。何してんの?そう聞きたかったが、なんか力入んないから妥協して身を委ねる事にした。
丁寧に洗髪され心地良さにまったりしていると身体を洗われ始めた。まっ、男同士だしいっかぁ。
無抵抗に大人しくしていた俺だったが
「ソコは自分でするから」
流石に下半身に手が伸びた瞬間断った。コイツに触らせたら何されるか分かんない。

「昨日汚しちゃったからな。責任持って綺麗にしてやるよ」
スッゴク嬉しそうに言われ
「お前昨日俺に何かした?」
今度はきちんと尋ねたら
「あ〜あぁ、やっぱ覚えてなかったんだ。スッゲェ残念」
目に見えて落胆された。

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