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「ん・・ぅぅん・ふ・ぅ・っ」
声を出すまいと必死に堪える銀時。
可愛い喘ぎが聞けないのは勿体ないが、声を押し殺して快感に堪える姿もなんか良い。
耳迄真っ赤な顔も我慢し過ぎて涙目になっている瞳もスッゴク煽られる。
ヤバいなマジ可愛い。
指先で軽く唇を開かせ中に舌を差し入れると甘ったるい味がした。
「ぃ・ゃぁ・・・っ、ヤダァ。触・んな・いで・ぇ・・・・」
泣きじゃくられても可哀相にと止めてやれる程俺は優しくない。
泣き声を無視し、よりキスを深くした。
時折絡めた舌先を甘噛みしたり歯の裏や口腔内を丹念に舐めたりして味わう。
スッゲェ甘い。なんでコイツこんなに甘いんだよ?不思議だ。本来甘い物は余り好きじゃねぇのにこの匂いと味はマジで好きだ。なんかスッゴクハマる。
まるでアルコールかタバコかヤクにハマった感じ。
一度ハマると最後。本気で抵抗しない限り中毒になって抜け出せなくなる。
唾液を流し込むとコクコク飲み干す音がし『銀時?』疑問を感じつつ顔を見詰めると
「・ん。は・ぁん」
銀時の瞳がトロン蕩けていた。
スッゲェ。マジで効いたのか?媚薬。
前回一度もイかなかった銀時。自分一人だけイクのって結構虚しかったんだよな。今回は絶対イかせてやるから覚悟しとけよ?まぁ薬の力に頼るのは腑に落ちねぇけどな。
「愛してるぜ銀時」
キスの合間に囁くと
「―――――つぅっっ」
息を飲んで顔を背けられた。
ちょっとムカつく態度だったが、今日は紅く染まった耳で妥協してやるか。
無理矢理背けられた顔を自分の方に向かすと
「・んぁ・・っ・・ゃぁ」
再び唇を奪い、舌を絡めた。

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