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V
中2の夏休み。偶然遊びに行ったプールで銀時を見掛けた。

写真でさえ見た事なかったのに一発で分かった。

陶器の様に真っ白な肌に長い睫毛、ルビーを思わせる瞳と唇。

全てが俺を引き付けた。

「銀時」

呼び掛けた瞬間ニコリ銀時が微笑んだ。

一瞬、俺に笑い掛けた?勘違いしてしまった。実際は違ったのだけど。

銀時は綺麗な奴らと居た。まるで可愛い御姫様とナイトみたいにさえ見える美形集団は物凄く目立っていた。

プールの熱視線は全て此所に集結するんじゃないか?と思わせる程に。

楽しそうに戯れ合う集団。友人同士で遊んでいるのだから当然なのだが、その幸せそうな光景を目の当たりにして

俺は

激しく嫉妬した。

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あきゅろす。
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