[携帯モード] [URL送信]
T-U
「ほんっとお前起きんの遅いな」
俺をよく知ってる口調で話し掛けられ
「誰?」
尋ねた。

「あっ、俺定春」
サラリ普通に言われ
「はぁ!?」
訝しげな顔をする。

コイツどっかオカシイのか?
勿体ねぇ。
折角良い顔してんのになぁ。

憐れみの目で見詰めると
「お前今俺の事変な奴だって思っただろ?」
ムッとした顔をされた。

はい。
そうでしょ?
だって有り得ねぇからそんな話。

「俺だってビックリしてんだよ。朝起きたらこの姿だったんだからな」
そう返され
「お前誰?」
再び尋ねた。

「だから定春だって言ってんだろ?バカ飼い主。お前はペットの事信じねぇのかよ?」
少し拗ねた口調でキツく言われ
「本当に定春か?」
恐る恐る尋ねた。

「漸く信じたか」
ニコニコ笑われ
「いや全く」
即答する。

「それにしても定春くんだっけ?お前さぁ」
ジロジロ美少年を見詰め

1.「お前小さいなぁ」

2.「お前背ぇ高いな」

呟いた。

[*前へ][次へ#]
[戻る]


あきゅろす。
無料HPエムペ!