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「今日はこれから用事あるし時間ないから抱けねぇけど次逢う時迄にキチンと勉強しとく事」

ビシィッ!!っと命令されポカァーンとしていると

「じゃあな」

爽やかに金時は去って行った。

って、無理矢理抱いた事謝れやぁ〜っっ!!!!!

その後、軽く苛つきながら帰宅し、紙袋から本を取り出した。

こんな可愛い表紙の参考書なんて初めて見た。まるで女の子向けみたいだ。

パラパラ軽く捲った瞬間

「んなの勉強出来っかぁ―――――っっ!!!!!」

んがぁ〜っっ!!!大絶叫して

「どうした?銀時っ」

慌てて親父が部屋に飛び込んで来て焦った。

金時のバカ。なんて参考書を購入したんだよ?

中にはスッゴク可愛いのに物凄く際どい画や漫画が描かれていた。

文章には『ひゃぁぁぁん。良・いのぉ』とか『ゃ・ぁんっ、イクぅ。イッちゃうぅ』とか声に出しては絶対に読めない恐ろしいセリフ迄書いてあるし。

コレ絶対参考書じゃねぇよ。

一度出した本を全て紙袋に戻すとベットの下に隠した。

あんなの読めるかよ。

ベットに寝転ぶと『ん?』着うたが鳴った。

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