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2日後

漸く熱が引き、俺はコンビニへ向かった。

まだ少し怠い為、プリンとゼリーを購入すると公園に脚を向けた。

コツコツコツ。後ろから響く足音。

って、マサカ痴漢かストーカーか?怖くなり足を速めると

「銀時」

名前を呼ばれ、身体が凍り付いた。

振り返らなくても分かる。

この声は、3日前俺を無理矢理組み敷いた奴だ。

顔も見たくなかったから

「オイ銀時」

敢えて無視した。

近寄られ素通りすると、グイイイッ!!無理矢理抱き寄せられた。

「ヤダ、離せよ」

冷たい口調で拒絶の言葉を放つと

「ごめん銀時」

謝られた為、驚いて顔を上げた。

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