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3
「ふ・ぁっ」
身体中を這う指と唇。
汚れてしまった下着を脱がすついでに全て奪われた服。
対して着衣のままの瑞樹。
なんか狡くない?
レロリ使われる舌先。
全身からドンドン力を奪っていく。
「ん・ゃっ、はぅんっ」
ぅっわ、ヤバッ。
今イキかけた。
「指・感じるの?」
指先に迄ヤラシク這わされる舌。
まるでフェラの様にされ
「ヤダ、変な舐め方すんな」
息が乱れた。
ヤバいな。
俺瑞樹からだったら何されても感じる。
コレ負けるかも。
って、何弱気になってんだ?俺。
ゲームゲットの為にも頑張らねばっ!!!
この勝負絶対勝つ!!
気を逸らす為身を捩り、瑞樹のズボンに手を掛けた。
ベルトを外しジッパーを降ろすと、一気に脱がせたズボン。
『あっ、凄い』
既に反応していた瑞樹の物。
凄く大きくて立派で、俺のとは全然違う。
って、比べたら凹むから止めておこう。
泣き入るし。
チョンッ、軽く指先で触れると
「・っ」
ピクリ動いた肩。
『今フェラしたらイクかな?』
好奇心に駆られ顔を近付け始めた。

『ぇっ、ちょ、それ反則だろ?』
グイッ、顔を持ち上げられキスされた。
で、力が抜けた一瞬を逃さず
「瑞樹何してんの?」
ベットに固定された両手。
「えっとカフス」
って、何それ?初めて聞いたぞ。
「手錠だよね?コレ」
「うん。でも可愛いでしょ?」
確かに可愛い。
ピンクで尚且つラブリーな豹柄だし。
「ふわふわなの付いてるから暴れても痛くないよ?」
そりゃあ付いてないよりはマシかもだけどね。
一体何処で購入してんだよもう。
「まだイキたくないから柚ちゃんはジッとしててね?」
お〜い、お前ほんっと狡いな。
軽く睨むと
「いっぱい気持ち好くしてあげるから我慢して?」
ニッコリ微笑まれた。
う〜、バカ。
笑顔に弱いの知ってて笑うな。
「大好きだよ。柚ちゃん」
あぅ、俺の負けです。
俺瑞樹には逆らえないもん。
で・でも、勝負には負けないからなっ!!
心の中で小さく呟いた。


「ゃっ、ゃだ。ひゃぁ・ぁあん」
「2回目だね」
ほんっと予想を裏切らないよな、俺の身体って。
思った通り胸でイッた俺。
男なんだけど胸スッゴク気持ち良いんだよね。
舐められないと物足りないし。
キスの次に絶対攻めて貰いたいと思ってる。
「柚ちゃんのベタベタなっちゃったね。綺麗にしてあげる」
ちょっ、ちょっと待ったぁーっ!!
ヤバいって。
今フェラされたら絶対イクってば。
なのに断れないのは、その次の快楽を知っているから。
もう良いや。
この際トコトン気持ち好くして貰いましょう。
覚悟を決め、力を抜いた。

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