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5
「よく我慢したね柚樹。もう出しても良いからね?」
そぉっと解かれたリボン。
ピクピク震える自身。
「けど俺も限界だから挿れさせて?」
甘く囁かれ
「ひゃぁぁああああん」
貫かれながら
「スッゴイ締め付け」
俺は白濁を飛ばした。

「ひぅ、ふぁっ、ぁ、ぁ、ぁぁあんっ」
漸く出せた熱。
なのにその最中も激しく揺さぶられ
「んぁっ、ひゅぁ・ふゃ、ぃゃぁん」
目の前で沢山の星がスパークする。

「ぁっ、ソ・コ、ひゃん、良・い。雅樹ぃ」
最強に気持ち良くて、キュッ、しがみ付くと
「ひぁ・ゃん、ぃや、やぁっ」
突然中で雅樹が大きくなった。
「ぃゃ・ぁ、も、おっきく・しな・いでぇ」
抗議したら
「耳元で可愛い声聞かした柚が悪い」
苦笑いされた。




「おはよ」
目が覚めると、雅樹に腕枕されて抱き締められていた。

あの後、雅樹に3回、瑞樹に5回抱かれた俺。
スッゴク気持ち良かったけど、途中から精液薄くなるし怠いし疲れるし大変だった。
行き過ぎた快感って、ある意味苦痛だよ。

「おはよ」
挨拶し返すと優しく撫でられる頭。
「昨日は無理させ過ぎてごめんね」
謝られ
「も・う、あんまり、そ・のさ、苛め・ないで・ね?」
渋々赦してしまう俺は甘い?
でも、好きだから赦せちゃうんだよな。
愛故ってヤツ?
まぁいつもされたらマジギれするけどな。
ていうか、瑞樹何処?
キョロキョロ見渡し
「瑞樹は?」
尋ねた。
一瞬ムッとする雅樹。
ヤキモチかな?
そうだったら嬉しいかも。って、自惚れるなよな自分。
「自室で勉強中」
「はぁ!?」
何それ。
「今日迄に提出のプリントし忘れてたんだってさ」
瑞樹シッカリしてる様で時々ウッカリさんだからなぁ。
「少し休んだら何か食べようか」
提案され、俺は雅樹に抱き付いて休んだ。

この日、ゆっくり休み過ぎた俺達は遅刻ギリギリの時間になってしまい、初めて
「ありがとう、お父さん」
学校迄車で送って貰った。
この年で学校送り迎えとか少し恥ずかしい。


昼休み。
「柚ちゃん」
上機嫌に走って来た瑞樹。
そういえば今日逢うの初めてだな。
「昨日の柚ちゃんスッゴク可愛かったぁ」
ニコニコ言われ
『オイ言う事はそれだけか?』
ピクリ眉が引きつった。
「ねぇ今度はあの太いバイブとディルド使って良い?」
えぇっと今2つ知らない単語が出て来たぞ?
「他にも沢山楽しそうなヤツあったからさ、折角だから全部試してみようよ」
全部ですか。
楽しそうって、俺はお前の玩具ですか。
なんかマジムカつく。
「瑞樹」
優しい声色で名前を呼びニーッコリ綺麗に微笑むと
バッチーーンッ!!!
綺麗な頬に思いっ切り平手打ちをプレゼントした。
勿論
「ゆ・柚ちゃん???」
ビックリする瑞樹。
「なんで怒ってんの?」
じゃねぇっ!!!
「昨日の事謝れ!!んで勝ってに話進めんな!俺はもうあんなの使わねぇよっっ!!!」
怒鳴ってやった。
「ぇっ、ぁっ、その。柚ちゃんごめん」
シュンッ、うなだれた瑞樹。
プイッ、顔を背けると
「瑞樹のバカ」
小さく呟いてその場を去った。




帰宅後
「なんで兄貴は赦して貰えてんだよ」
「んなのお前が悪い」
「兄貴だって同罪だろ?」
仲良く言い争っている2人。
本音で言い合えるなんてなんか羨ましいなぁ。
「やっぱ仲良い」
小声で呟くと
「「だから、仲良くないってば」」
同時に叫ばれた。

いやいやいや、2人共仲良い上にソックリですから。
ほんの少しヤキモチを妬いてしまった。

けれど言ったら又変な事されそうだから言わないでおこ〜っと。

「部屋行ってるね」
2人に告げると、リビングを出た。

「ぇっ、柚?」
「柚ちゃん!?」
やっぱり殆ど同時に名前を呼ばれ
『ほんっと仲良いなぁ』
苦笑した。

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あきゅろす。
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