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ぁっ、どうしよう。
スッゴク気持ち良い。
クチュッ、チュゥっと唇に触れてくれているのは、多分、雅樹。

ゆっくり唇が離れ
「今のはドッチ?」
聞かれたから
「雅樹」
戸惑いがちに口を開いた。
「正解♪良かった。やっぱ分かるんだ柚ちゃん。この調子で全部当ててね?」
上機嫌に言われ安心したのも束の間、全問正解を要求され
『無理ぃ』
泣きそうになった。

「ふ・ぅんん、んぁ」
絡められる舌。
コレは瑞樹。
「ふぁん」
チュッっと可愛い音と共に啄まれる唇。
コレは雅樹だな。

キスされる度聞かれる質問。
今の所は良い感じ。

「なら次のStep行くよ柚樹」
何やら第二段階開始しました。
次って何?

「ひゃぁん」
舐められた首筋。
ヤバい。
目隠し状態でされたら、不安なせいかな?
いつも以上に感じる。
「ゃっ、ダ・メ、それヤダァッッッ」
同時に始まった2人の愛撫。
ヤダ、これマジ変になるかもよ?
えっと今項にあるのが雅樹の唇かな。
右胸弄ってる指も雅樹っぽい。
なら瑞樹は?
「っ、ゃあん」
ペロリ舐められた左胸。
あっ、この舌の感触は瑞樹だ。
「ゃっ!?ゃぁ、ひゃん」
って、ちょっ、何これ。
マジ有り得ない。
舌を使い始めた瑞樹に競争心が芽生えたのか、雅樹迄舐め始めた。
「なぁ柚ちゃん。ドッチが気持ち良い?」
「ャッ、聞くなよバカァ・っ」
ドチラか片方だけでもヤバいのに、両方だなんて
「ゃぁんっ、雅・樹ぃ」
気持ち良過ぎる。
丁寧に、尚且つ的確に俺を感じさせる雅樹の舌。
クラクラする。
その上
「ぁ・はぁ、ぁあん」
瑞樹に迄舐められて、身体が痺れる。

「まだドッチが何してるか区別付く?」
聞かれ、コクコク頷いた。
「なら、第三段階行くから」
耳打ちされる瑞樹の声。
「今から後ろ弄るから、頑張って正解して?」
言われた直後
「んっ」
優しく撫でられたお尻。
「今から少し難しくするからな?」
楽しそうに言われたセリフに
『少しって?』
嫌な予感がした。

ジュルッ、ジュプ、ジュジュジュジュジュゥ。
目じゃなくて、耳塞ぎたいです。
ワザと派手に音を立てるのは瑞樹。
瑞樹は聴覚迄犯すのが好きだから。
「ゃぁっ、音恥ずいってばぁ瑞樹ぃ」
両手で耳を押さえると
「ダメだよ柚ちゃん」
案の定、阻止された。
音攻撃はマジ苦手だ。
恥ずかしくて逃げだしたくなるから。

イヤイヤと左右に顔を振り抵抗すると、チュパッ、漸く唇が秘所から離れた。

あ〜マジ恥ずかったな。
力を抜いた途端
「っぁ!?」
何かを突っ込まれた。
ぇっ、ちょっとコレ何?
「ねぇ柚ちゃん。今挿れたの何だと思う?」
クイクイ動かされる異物。
「ぇえっとぉ」
ヤバい、何だコレ。
マジ分かんねぇ。
適当に答えるか?
それとも素直に分からないって言う?
「間違えたらお仕置だから」
クスリ耳元に届いた小さな笑い声。
んなっ、何だってぇ?
これ以上お仕置増えたらマジ最悪。
必死に頭を動かした。
全神経を秘所に集中させる。
う〜ん、細くて長い?
なんかツルツルしてるけど、部分的に凄く小さなデコボコがある。
グイッ、ほんの少しさっきより深く挿入され
「ぁっ」
漸く分かった。
「シャーペン」
「正解」
バカ、ソレこの後どうすんだよ。
中に突っ込んだんだから捨てろよ?
「なら次な」
すぅっと抜かれた途端
「ぅっ、くぅん」
再び中に突っ込まれた異物。
次は何だ?
流れ的にペンっぽい。
「ペン」
口にすると
「やっぱ流石にベタな流れだったな」
雅樹が苦笑し
「次は本当に難しくするから、絶対間違えるなよ?」
意地悪に耳打ちされた。

「んぁん」
入ってきたのは雅樹の多分中指。
「コレは誰のどの指?」
ぇっ、まさか、指当てクイズ?
ちょっ、ソレ難くね?
「雅樹の中指」
小声で答えると
「なら増やすからね?」
瑞樹の声がした。
って、やっぱそう来たよ。
「ゃぁあっっ」
唾液で濡らされた瑞樹の指が、ゆっくり入ってくる。
「これは?」
聞かれ
「瑞樹の人差し指」
直感で答えた。
「正解」
良かったぁ。
でも、これ以上増やされたらマジ分からないよ、多分。
「ヒァアァアン」
一気に増やされた指。
ちょっ、2人共何考えてんの。
「ねぇ柚ちゃん。今俺の指は何本で、どの指が入ってる?」
「俺の指は分かるよな?柚」
同時に聞かれた質問に、タラタラ冷や汗が流れた。
すみません、マジ無理。
全然分かりません。

「えぇっと、瑞樹のが3本で、雅樹のが2本?」
「ふぅ〜ん、なら俺のはどの指?」
「えっと人差し指と中指と何だろ」
言い淀んだ瞬間
「はい、時間切れ。ついでに不正解だから今の」
スッゴク楽しそうに言われた。
えっ、不正解って。
「柚樹、お仕置追加決定」
追加って。
ちょっと待てぇっっ!!!

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