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うっ、ちょっ、顔近っ!?

「なぁ、嫌・か?」
うぅ〜ん、えっと。
う〜ん???

俺以外に触れる秋元。
女の子と戯れる秋元。

・・・・・・・・・・・・・・・・うん。ちょっと嫌・かも。

なんかよく分からんがムカつく。

小さく縦に首を動かした。

「ならそれってヤキモチ?」
え!?
って、ドッチに???
う〜ん?
分かんない。
でもそんなの見たら絶対泣いちゃう。
何をしようと秋元の自由だから仕方ないんだけどさ、見たくないな、俺。

「可愛いな、藍」
軽く潤んだ瞳を見られ
「っ」
慌てて俯く。

これじゃあまるで、秋元に恋してるみたいだ。

「藍」
名前を呼びながら、近付く顔。
至近距離で見ると、スッゲェ格好良い。
見惚れちゃいそうだ。

「藍」
甘く優しく呼ばれ、ポォーっとなってしまった俺。

『ーーーーーーぇ!?』
唇に違和感を感じた。

嘘!?何コレ?
なんで!?

突然奪われた唇。
甘い甘い感覚が全身を満たす。

クチュッ、聞こえる小さな音。
何度も何度も重ねられ
「・・・・んっ、ふ」
全身から力が抜けていく。

『!?!?!?』
息継ぎの為軽く開いた唇。
その隙に口腔内に侵入した秋元の舌。
口の中を丁寧に舐められ、舌を絡め取られた。

何コレ?何コレ?
嫌だ、変になる。
スッゴイ気持ち良い。

「ぁ・ん、ふ・ぅ、んぁ」
ふわふわふわふわ良い気持ち。
脳内真っ白になる。


いつの間にか自ら密着させていた身体。
必死に秋元の服を掴み、離れたくないってしがみついていた。

どうしよう?
俺、おかしい。
もっと触られたい。
もっと、秋元の事が・知りたい。
コレってまさか・・・・・恋・なのか?

嘘だろ?
初恋が男だなんて、シャレんなんない。
間違いだって思いたい。
でも
「藍」
無理かも。

だって、呼ばれるだけで、見られるだけで、心臓ドキドキ反応しちゃうんだ。

「スッゴイ可愛い。ねぇ、抱いて良い?」
は!?
抱く???
って、何?

「ちょっ、え!?ぇえええ???」
グイッ、押し付けられた脚。
何やら硬い物が当たる。

何だ?コレ。

「藍のせいで勃ったんだ」
勃ったって、え!?

「責任取って?」
え、何?ちょっ、秋元お前一体何考えてんだ?

「やっ、何!?」
素早く脱がされる制服。
全て剥ぎ取られ、ベット下に落とされた。

「へぇ〜。結構綺麗な身体してんな」
あんまジロジロ見ないでよ。

「俺の好みは色白の美女だが、平凡なのも悪かねぇかもな」
ん?今さり気にけなした?

「肌小麦色だし、胸ねぇけど。う〜ん、触り心地は悪くねぇかもな」
あの、何故触るんでしょう?

「へぇ〜、男なのに毛深くないんだな」
・・・・あの、なんで観察してんの?秋元。

クスッ。

ん?ちょっ、今笑った?
何見て笑ったんだ?秋元。

「お前、チッセェな。絶対コレ未使用だろ?まだ子供の形だし」
・・・・・・・・・・・・はい!?

まさか秋元、お前俺のアレ見て笑ったのか?

「同い年でまだ被ったままの奴居るなんてさ、可哀相だから剥いてやるよ」
んなっ!?
よ、余計なお世話だバカ。

「少し痛いかもだけどさ、我慢しろよ?」
って、何やる気出してんですか?

「わっ!?」
ちょっ、何触ってんの?

「あっ、秋元!?」
掴むな。
「ひぁ!?」
触るな。
「ゃん」
手ぇ動かすなぁっっ。

「藍。自慰した事ある?」
んなのあるワケないじゃん。

「なぁ、何考えて抜いてんだ?」
抜く?

「今迄オカズは美女だけだったんだけど、これからはお前でも抜けそうだな」
オカズ?

会話の内容が理解出来ずキョトンとしていると、クスリ聞こえた小さな笑い。

「何々?意味分かんねぇの?」
小さく縦に動かす首。

「マジで?うっわ、スッゲェ可愛い。ヤッベェな、マジ欲情した」
え!?

「ちょっ、なっ!?」
突然括られた両手首。
そのまま頭上に固定された。

う〜ん、何故紐持参?
何故手首縛って、固定させたんだ?
で、なんで動けない様ベットに結び付けたんだ?


ギシリ小さな音を立てたベット。
心地の保健室のパイプベットは、余り頑丈ではない。
何故か秋元に馬乗りになられ、近付けられる顔。
ベット、多分2人寝れる程耐久性ないぞ?

ていうか、なんか嫌な予感すんのは気のせい?

って、ちょっ!?

「ん!?・・・・っ、ぁ・ん」
何、又キスしてんの?

「ふ・ぁ、ぅんん」
何舌侵入させてんだ?

「ぅ・ぁ、ん、ふ・っ、ぅ」
ヤダ、又変になっちゃう。

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あきゅろす。
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